2021.06.15
傘のシェアリングサービスで使い捨て傘をゼロに!
坂口 愛美
6月14日、気象庁は関東甲信が梅雨入りしたとみられると発表しました。
傘を使う機会が多くなるこの時期にあわせて、今週は、傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営する丸川照司さんにお話を伺っています。
「アイカサ」は、1回70円で、どこでも傘を借りて返せる傘のシェアリングサービス。
丸川さんによると、日本のビニール傘の消費は年間およそ8000万本。
一度きりの雨のために、使い捨てに近い使われ方をしているビニール傘に疑問を感じた丸川さんは、使い捨て傘をゼロにしようと、3年前に「アイカサ」を始めました。
使う傘も、SDGsのゴール12「つくる責任 つかう責任」に基づいた、丈夫で壊れにくいものにこだわっています。
また、雨の日に移動しやすくなることで、SDGsのゴール11「住み続けられるまちづくりを」にもつながると考えているそうです。
今では、全国850か所に設置ポイントが広がり、ユーザー数はおよそ14万人となっている「アイカサ」。
現在26歳の丸川さんは、今後も、持続可能でよりよい世界を目指すために、様々な問題の解決につながるビジネスに挑戦したいと意気込んでいます。