2021.03.22
みんなでつくるバリアフリーマップWheeLog
鈴木 純子
車いすでもあきらめない世界実現のため、みんなでつくるバリアフリーマップWheeLogという無料アプリを運用している一般社団法人WheeLog代表の織田友理子さんにお話を伺いました。
WheeLogのウェブサイトはこちらです。
織田さんは手足の先の筋肉から衰えていく遠位型ミオパチーという希少疾病の患者で、車いすユーザーです。
ご長男の出産を機に車いすを利用するようになり、積極的に外に出られず、子どもを海にも連れていけないと悩んでいたときに、外に出るきっかけがありました。茨城県大洗町に車いすでも利用できるビーチがあったのです。行ってみたところ子どもと一緒に海を楽しむことができました。情報があれば車いすユーザーの世界が広がることを実感した織田さんは、車いすウォーカーというYouTube配信を始めます。
車いすで出かけられる場所をどんどん配信していきますが、
一人ではやり切れない、終わらないとも思います。みんなで書き込みができるアプリ開発の必要性を感じていた時、大きなチャンスが巡ってきます。
「Googleインパクトチャレンジ」でグランプリを受賞。
賞金で一気にWheeLogのアプリ開発が進むのです。
WheeLogは、みんなが書き込むことができるアプリです。
私鈴木もダウンロードしました。誰もが書き込むことができて、
30000人弱のユーザーのうち7割が健常者です。
ぜひ、あなたもWheeLogを使ってみませんか。
誰かの「行けた!」が誰かの「行きたい!」に。
WheeLogのウェブサイトにこんな素敵なコピーがありました。
車いすユーザーがどんどん外に出て、みんなで助け合える社会になったらいいなと思います。