これまでに、フランス・ポンピドゥーセンターやロシア・プーシキンミュージアムをはじめ、
国内外の美術館などで3000回以上絵画展を開催しているそうで、私は2018年に国立新美術館で開かれた展覧会に伺いました。
2021.02.22
西川 文野
西川あやのです。
SDGsと子供を守ることは引き離せないことだと思います。
世界中にいる過酷な環境にいる子供たちに、私たちが出来ることは何があるでしょうか。
今週は、子供たちがより幸せに生きられる環境をつくるための支援を行っている団体
「子供地球基金」の活動についてお伝えしています。
星と太陽が地球に緑と水をプレゼントしている様子が描かれた1枚の絵。
この常識に囚われていない自由な子供の発想・創造力に代表の鳥居晴美さんの心は動かされました。
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世界各国で子供たちと絵を描くワークショップを行い、
その絵を企業の商品のデザインとして採用してもらうことで収益金に換え、
それを基金として、衣料品や医薬品などの必要物資や画材などを必要とされたいる地域へ寄贈しています。
子供たちの描いた素敵でカラフルな絵は、これまでお菓子や化粧品のパッケージ・アパレルグッズや日用品など様々な商品になってきました。
また、世界中で展覧会を開いて子供たちからのメッセージを届けています。
テーマが設けられていても、モチーフの捉え方や色使い、視点の違いなど作品1つ1つにパワーを感じました。
当たり前ですが、1人1人見えているものは違うのですね。
育った環境によって、それぞれの個性に磨きがかかってゆくのかもしれません。
他にも“キッズ・アース・ホーム”という教育施設やケア施設などを設置したり、様々な活動をされています。
こちらは現地に根付いた活動としての独立を目指した支援だそうです。
鳥居さんはこれまで、子供たちの描くどのような絵を見てきたのでしょうか。
例えばイタリアの子供が描いたこんな絵のお話をしてくださいました。
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「銃口から銃弾じゃなくてお花が出れば、誰も傷つかないね。」
という言葉と共にこの絵を描いたそうです。
子供地球基金の活動や、支援の方法などについて、
貧しいことや豊かであることに関わらず、いじめや育児放棄、不登校など子供たちを幸せな環境から遠ざけてしまう要因は色々。
日本を含め世界中の子供たちを支援する方法は様々ですが、どんな境遇にいる子供にも幸せになる権利があると思います。
今週SDGsVoiceは、「子供地球基金」の活動についてお伝えしています。
この記事を書いたのは…
絶滅危惧種に関心があります。あと、食べるのが大好きなのでフードロス問題にも興味があります。
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