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全盲の世界を超ポジティブに生きる浅井純子さん

鈴木 純子

浅井純子さんは大阪市出身の48歳。
30歳のときに突発性周辺部角膜潰瘍という角膜の病気になり、徐々に視力が下がって
2018年に全盲になりました。

先月、ポジティブな全盲生活をすべて音声入力で書き上げた本を出版
「目の見えない私が「真っ白な世界」で見つけたこと」KADOKAWA 1300円+税

その真っ白な世界について伺いました。
純子さんの場合は、目が見えず光を感じられなくても、その世界は
「真っ白」なんだそうです。

盲導犬ヴィヴィッドとは2016年からともに生活。
性格が似ていて、互いになかなか頑固だとか(笑)

学校で講演をするときには、安全を作る「つぶやき」の力について
話されるそう。
横断歩道で、色が見分けられない盲導犬と一緒に音のない信号機を渡るときは
周囲の音が頼り。
車や人の声がしなければ、わたっていいのかわかりません。
声をかけてもらえたら有難いですが、声かけって
結構勇気が要りますよね。
だから、「青ですよ」と声をかけなくていいから、
「青だから渡ろう!」とつぶやいてね。と話すんだそうです。
これなら大人でも実践できそうですよね。

普段は大阪のマツオインターナショナル株式会社でヘルスキーパーとして
社員の心と体の健康を支えている浅井純子さん。
だんだん目が見えなくなっていくなかで、あん摩マッサージ指圧師免許を取得した
そうです。

純子さんは、新事業を始める予定です。
5月2日に「暗闇ドライヘッドスパ」の店舗を大阪市平野区に開店!
暗闇の中でのマッサージで、健常者に、純子さんたち見えない世界へ
やってきてもらい、自分を見つめる時間にしてもらうとのこと。
日々、スマホ、パソコンなど常に情報に触れ、
視覚に頼っている我々にとっては、暗闇でリラックスしながら
自分を見つめることは大切な時間になりそうです。

いっぺんに純子さんのファンになった私、純子は、
浅井純子ファンクラブ関東支部長に立候補しました(笑)

これからも純子さんの活動を追っていきますので
ぜひ皆さんも彼女のパワーを受け取ってください。

TwitterFacebookでも発信しているので
チェックしてみてくださいね。

この記事を書いたのは…

鈴木 純子
鈴木 純子

小学4年生の娘は2回目のヘアドネーションに向けて髪を伸ばしています。番組ではあなたの気づきにつながる話題をお届けします。

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