2022.03.08
北欧とSDGs
坂口 愛美
3月8日(火)の「カラフルボイス」では、今年1月に「平等な国 北欧流『幸せ』のあり方 悪いのはお天気ではなく、着ている服だ。」を出版されたヴァイオリニストの山瀬理桜さんにお話を伺いました。
お姉さんがノルウェーの人と結婚したことをきっかけに、ノルウェーでコンサートを開いたり、ノルウェーの古典楽器・ハルダンゲルヴァイオリンを習ったりしてノルウェーに通ううち、ノルウェーに魅せられたという山瀬さん。
ノルウェーは。国民生活の豊かさを示す人間開発指数1位や世界男女平等ランキング3位、世界の幸福度ランキング6位など、数々のランキングで上位になっています。
その理由が、ジェンダー平等や福祉が進んでいるからだといわれています。
山瀬さん曰く、ノルウェーはジェンダーだけでなく、とにかく「平等」な国だと感じるといいます。
例えば、敬語がない。子どもも大人も対等に、1人の人間として認め合っているそうです。
そんなノルウェーも、ひと昔前は「女は男の所有物だ」という考え方で、育児休暇取得率も今の日本と同じくらい低かった。
だからこそ、山瀬さんは「日本にはまだまだ伸びしろがある。今は世界男女平等ランキング120位だが、これからどんどんランキングが上がるのが楽しみ」とお話してくださいました。