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難病の子どもたちにパフォーマンスを届ける心魂プロジェクト

鈴木 純子

2/18金曜日、カラフルレンズをお聴きいただきありがとうございます。
カラフルボイスは難病の子どもたちにパフォーマンスを届ける
心魂(こころだま)プロジェクトを紹介。
総合プロデューサーの寺田真実(まさみ)さんにご出演いただきました。

オンライン配信をこれまで1800回行っているだけあって、
背景から衣装までバッチリと決めて、
ご出演くださいました。

ラジオですが、この心意気にまず鈴木は感激です。

このプロジェクトを立ち上げたきっかけは、
寺田さんが劇団四季の俳優だったころに出会った一人の少年です。
自閉症の10歳の少年が「ライオンキング」を観た。
少年は次に「一人で行ってみよう」と思い、貯金をはじめ、
家を出てパス停までいく練習を重ね、ついに一人で舞台を見にいきます。
実現するのに10か月かかったそう。
親御さんからのお手紙を演出家の故浅利慶太さんが読んでくただったそうです。
『越えられないと思っていたハードルをいくつも、いくつも越えました。』
寺田さんはその時、観たくても簡単には観られない子ども達の存在に気付きました。
そして・・・劇団四季を離れる決断をするのです。

千葉東病院から始まった出張公演が、お母さんたちの口コミで徐々に広まり、
全国へ、台湾など海外へも広がりました。

私は2016年、横浜ラポールで行われた公演に取材に行きました。
車いすのお子さんとそのご家族を招待して行われた公演で、
俳優さんたちが、舞台から子どもたちの近くに降りてきて、そばで歌ってくれる。
それはそれは素敵なステージでした。
自由に動いて、声をだしていい。
「最後の1ピースはお客さま」
観客の一人ひとりとの化学反応でその日の舞台がつくられていきます。

実は、スナック都ろ美の永峰玲子ママ、加藤さくらママ、お子さんたちにも
この公演で出会いました!

心魂プロジェクトは、素敵な公演活動を続けていた中で、コロナ禍となります。
観客のお子さまは感染症にもっとも気を付けなければならない持病をもつ方たち。

オンライン公演に切り替えるのは、簡単ではありませんでしたが、
やるしかない!!!
そして2年。現在は通算1800回の公演を行うに至りました。

心魂プロジェクトのfacebookをぜひご覧ください。
毎日更新していて、無料で見られる公演も月に10公演ほどあるそうです。
心魂ファミリーになることもできますし、寄付やグッズの販売もありますよ。

ぜひ、その魅力に触れてください。

私は、心魂プロジェクトに出会って、人生がより豊かになっています。

今週もお聴きいただき、何かを感じていただき、
ありがとうございます。

この記事を書いたのは…

鈴木 純子
鈴木 純子

小学4年生の娘は2回目のヘアドネーションに向けて髪を伸ばしています。番組ではあなたの気づきにつながる話題をお届けします。

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