2021.03.11
東北をもりあげたい!「南三陸ワイナリー」
松井佐祐里
文化放送アナウンサー松井佐祐里です。
3月8日~3月12日放送のSDGs Voiceは、
宮城県南三陸町に去年初めてできたワイナリーをとりあげました。
私は去年3月まで3年間宮城に住んでいました。
南三陸町は何度も取材や観光で訪れていて東北の好きな場所のひとつです。
食が美味しくて、景色が美しく、人も温かいんですよね。
地域を盛り上げよう!と活動する人が多く、刺激をうけます。
今回お話しを伺ったのも、地域を盛り上げたいと立ち上がった方。
南三陸ワイナリー 代表取締役の佐々木道彦さん。
山形県の出身で静岡県に住んでいたころ、東日本大震災が発生。
東北のためになにかできないかと、ボランティアで何度も足を運んでいました。
そこで、「東北に賑わいを!」と移住を決めたそうです。
試行錯誤しながらつくったワイナリー。
晴れた日はとても気持ちよさそうですね。
「海が見えるワイナリー」をつくりたいと、場所にもこだわりました。
ワイナリーは、今は使われなくなった仮設の水産加工場を再活用。
コスト削減・環境にも配慮した場所です。
南三陸でぶどうを育て、醸造、販売までを手掛けています。
ワインだけでなく、ワインにあったおつまみも販売しているそうです。
インフラ整備や工事は進みましたが、まだまだ復興はこれからだと話す佐々木さん。
この先の10年後も見据えて活動を続けたいと力強く話していました。