2022.03.01
ランドセルとSDGs
坂口 愛美
3月1日(火)の「カラフルボイス」では、役目を終えたランドセルをアフガニスタンに送る取り組みをご紹介しました。
お話を伺ったのは、国際協力NGO・ジョイセフの甲斐和歌子さん。
ジョイセフでは、2004年から「思い出のランドセルギフト」を始めました。
日本の子どもたちが使い終えたランドセルをアフガニスタンに送り、教育の機会に恵まれない子どもたちの就学に役立てるというプロジェクトです。
アフガニスタンでは、学校に通えている子どもたちは男の子で7割、女の子で4割にとどまっているそうです。
ランドセルを贈ることで、アフガニスタンの子どもたちが学校に通うきっかけにつながるといいます。
ランドセルを手にした子どもたちは目を輝かせて喜び、また贈った日本の子どもたちも、世界で起きている問題を身近にとらえるきっかけになるそうです。
18年間で、およそ24万個を超えるランドセルを送ったというジョイセフ。
ランドセルを送るには、1800円の海外輸送費が必要で、横浜の倉庫に送付してくださいということでした。
また、宗教の関係で豚皮が使われているものは送れないそうです。
判断ができない場合は、一度ジョイセフに相談してほしいとのことでした。
卒業シーズン。
小学校を卒業し、この取り組みに興味を持ってくださった方は、ぜひ一度ジョイセフのHPをチェックしてみてください。