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アーティストの収入と新たな試み ヘラルボニー

鈴木 純子

2/11カラフルレンズをお聴きいただき、
ありがとうございました。

カラフルボイスは、ヘラルボニーの2週目。
今回は障害のあるアーティストたちの収入について
伺いました。

原画販売で40~50%データ提供30%仮囲い10%ブラントとしてだと3~5%
アーティストに支払っているそうです。
中には月に数十万円の収入をえる人も。
確定申告をしました。と親御さんから嬉しい報告もあったそうです。

アーティスト本人は、お金が得られることがモチベーションにつながっているとは
限りません。ただ収入が増えることで生き方の選択肢が増えれば。
周りの人に評価されることは喜び。
自分の作品が形になることも喜びにつながるため、商品を届けることも
契約内容にいれているそうです。

↑こちらは私が気に入って使いまくっている八重樫道代さんの「ワープロ」という作品のエコバッグ。

新たな試みとしては、今年の秋、ヘラルボニーの拠点岩手県盛岡市で
ホテルをプロデュース。「まざりうむ」(混ざり+産む)というホテルの名前もヘラルボニー発で
50人のアーティストがプロデュースした部屋でその部屋に泊まると
アーティストにお金が落ちる仕組みになっています。

また1月31日を「異彩の日」として新たな試みを発表。
Makuakeにてライフスタイルアイテムを先行販売しています。
目標金額はあっという間に達成。締め切りまでに1000万円を目指しています。
詳しくはこちらをご覧ください。

東京の京橋ではライフスタイルアイテムを展示する展覧会「ヘラルボニー/異彩のみらい」を3/31まで開催中。
ぜひお出かけになってみてください。詳しくはこちら

松田崇弥さんがおっしゃっていた
「障害のある方のすべてが、うちの兄貴もそうですけど・・・アートに長けているわけではない。
障害のある人もない人も、ありのままの姿が肯定されていく社会」
ヘラルボニーが目指す社会を、一緒に目指している人たちが、
今、どんどん増えています。
この化学変化の行く末を楽しみに見つめ応援していきます。

この記事を書いたのは…

鈴木 純子
鈴木 純子

小学4年生の娘は2回目のヘアドネーションに向けて髪を伸ばしています。番組ではあなたの気づきにつながる話題をお届けします。

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