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11月1日 第747回放送

番組レポ
11月1日 第747回放送
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渋沢栄一は「四十、五十は洟垂れ小僧…」と言い、彫刻家の平櫛田中は「七十、八十は
鼻たれ小僧、男ざかりは百から百から」と記し、100歳を超えてもなお「いまやらね
ばいつできる。わしがやらねばだれがやる」と熱い創作意欲を燃やしていたそうです。
80歳の映画監督で作家の松井久子さんをゲスト迎え『老いても花は咲く』鼎談です。

東京・下町生まれの松井さんは舞台女優を目指していましたが、結婚と出産を機に進路
変更。30代半ばでシングルマザーとなり、持ち前の明るさと粘り強さと時代の少し先
を読む思考力で、雑誌ライター、タレントマネージャー、テレビドラマプロデューサー
更に映画製作に進出。松井さんの名前を世に知らしめたのが1998年公開の戦争花嫁
と認知症をテーマにした映画『ユキエ』です。同作品で映画監督デビューすると、20
02年には同じく認知症をテーマにした『折り梅』を公開。2年で100万人を動員し
「折れても老いても花は咲く」というコピーが注目されました。認知症をテーマにした
理由は「人が生きるとは?家族とは?を考えさせられる病気だから」といいます。認知
症は不幸なことではなく、死を迎える前のごく自然なことだというメッセージが込めら
れています。3作目は世界的彫刻家イサム・ノグチを育てたシングルマザーの生涯を描
いた『レオニー』をアメリカはじめ世界各国で公開。その後はドキュメンタリー映画を
撮り一貫して愛、家族、自由、解放、フェミニズムをテーマに作品を発表しています。
74歳で作家デビューし『疼く人』は同年代の女性の性愛を描いて話題になりました。
小説を地で行くように76歳で再婚した相手は日本思想史家の子安宣邦さん。現在80
歳と93歳のカップルは「自然につがいになった」と良き伴侶を得て充実の晩年です。


目次

  1. この記事の番組情報
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