髙田延彦、「出てこいや!」が「出てきてよ」になる可能性もあった!?

髙田延彦、「出てこいや!」が「出てきてよ」になる可能性もあった!?

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8月28日の「おとなりさん」(文化放送)、ゲストコーナー「10時のおとなりさん」に元総合格闘家で髙田道場代表、髙田延彦さんが出演した。今週の「おとなりさん」は、“俺はこれからお前たちにセクシービーーム!タッちゃん、出てこいヤー!パワー!あのフレーズが聴きたいウィーク” 髙田さんも名フレーズ「出てこいや!」をスタジオで聞かせてくれた。

平子祐希「いろんなところで絶対言われる(『出てこいや!』を振られる)じゃないですか。ご自身で『飽きちゃった』『もういいよ』ということはないですか?」

髙田延彦「飽きちゃったっていうことはないけど。これでお仕事をいただいているというのもあるし。ただね、ヘタすると名前で呼ばれなくなっちゃう(笑)」

平子「あ、『出てこいやおじさん』だと(笑)。そうか、若い世代だと『髙田さん』より『出てこいや!』か」

髙田「名前で呼んでくれよ(笑)」

平子「日本を代表する名フレーズとして名高いですけど、もともとどういうきっかけで生まれたんですか?」

髙田「(選手を)引退して(から生まれました)。『PRIDE』っていう格闘技イベントがありまして、(リングに)出ながら盛り上がるみたいな役割をいただいて、たまたまそのときの試合がヴァンダレイ・シウバ対ランペイジ・ジャクソンだったんですね。シングルマッチで、まだお客さんにカードを発表していなかった。二人をサプライズで呼び出して、リングで発表しようと」

平子「なるほど!」

髙田「そのとき『髙田さん、何かで呼んでくださいよ』って、丸投げですよ」

平子「作家さんがフレーズを考えて『どうですか?』じゃなくて、『髙田さん、大カードを発表するのにいい方法ないですか?』って」

髙田「そうそう。呼び出すといってもそんなに選択肢ないじゃないですか。選手をリスペクトしているし。だから最初は命令形の『出てこいや!』というのは考えていなかった。ランペイジ、ヴァンダレイ、リングの中に『出てきてよ』みたいな、もう少し柔らかな感じでいたんですけど、それじゃ会場に響かないし、イベントの色に合わない。いっそのこと、乱暴な言い方だけど命令形で『出てこいや!』と言ってみようかな、というのがきっかけです」

平子「このフレーズだと大太鼓のイメージが強くあります。髙田さんが長尺で叩くんですよ。あのときの盛り上がった背中、背筋を見て格闘技ファンから『ちょっと待て、髙田。まだ(リングに)上がれるんじゃないか』という声もあったんじゃないですか?」

髙田「ありましたけど、大変なのよ。ファイター並みに体作んなきゃいけないから」

平子「作り上げていたんですね!」

髙田「やっぱり見苦しくない、お客さんから見て美しい。選手にも負けないような(体を作っていた)」

平子「ふんどし姿になるんですもんね」

坂口愛美「それが2004年の大晦日」

髙田「ほぼ(とにかく明るい)安村くんだからね。(選手は)試合に向けた技術練習やいろいろなことをしながら、フィジカルや筋トレをやるじゃないですか。それ以上のことをしていましたから。『見せる筋肉』を作るのに。プロテインも10代のころのように飲んでいましたね」

髙田さんは過去にあった「こんな場所で『出てこいや!』を言った」というエピソードや、名勝負を繰り広げたヒクソン・グレイシーとの思い出なども語ってくれた。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。

「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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