「22日に決定で、24日から開始って早いな!」大竹まこと、処理水海洋放出決定から開始のスピード感に驚き

「22日に決定で、24日から開始って早いな!」大竹まこと、処理水海洋放出決定から開始のスピード感に驚き

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8月22日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)では、福島第一原発の処理水を海洋放出することが関係閣僚会議で正式決定したことについて、パーソナリティの大竹まことが「日曜に福島第一原発を視察で、今日の午前に関係閣僚会議、で早ければ24日から開始って。早いな!」と決定から開始までの期間の短さに驚きの声をあげた。

番組では、処理水の海洋放出は早ければ24日に開始し、岸田総理が「風評や漁業者のなりわい継続の不安に対処すべく、たとえ今後数十年の長期にわたろうとも処理水の処分が完了するまで、政府として責任をもって取り組む」と発言をしたという朝日新聞の記事を紹介。フリーライターの武田砂鉄氏は「明らかに決まっていたスケジュールにはめ込んでいる。バイデン大統領に会う前は決まっていない、ということになっていたが、会った後に福島に行って来ます、となり、東電の人と全漁連の人と会って、関係閣僚会議で決定という流れ。処理水の海洋放出というセンシティブな問題に関しては透明性と信頼が大事なのに、その形成を怠った。今回のプロセスは「俺たちが理解させたと言ったら、そういうことなんだ」と突き通す暴力性を感じる」。と厳しく非難。

大竹は「岸田さんは『重く受け止める』って発言を繰り返すけど、東電の社長も『重く受け止める』って言っていて、こっちも『また重く受け止めるんかーい!どういうことかーい!』って思っちゃう」と発言の軽さを指摘。武田氏は「これまで岸田さんが『責任を痛感している』と繰り返すので、僕は岸田さんが『責任痛感芸』をやっていると言っていたのですが、今回は『重く受け止め芸』と取られても仕方ないですね」と皮肉たっぷりに同意した。

また、「今後数十年、政府が責任を持って取り組む」と岸田総理が発言したことについても大竹は「それってお金だよね?それ以外に方法ないよね?」と述べると、武田氏は「今後数十年岸田さんが総理大臣をやるとは思えない。政権が変わる度に原子力政策が変わって、福島県の漁協は揺さぶられたりすることを考えると、この海洋放出のスタート地点はとても大事なはず。言うだけならできるけど、どこまで責任が取れるのか」。と、無責任な発言だとバッサリ。大竹は「政府が補償する、と言っているのはもちろん私たちの血税です」と言い切り、コーナーを終えた。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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