佐藤タイジ、太陽の力で大規模な音楽フェスを開催!さらに電気も供給!
8月17日(木)の「くにまる食堂」(文化放送)に、シアターブルックのフロントマン・佐藤タイジさんがご来店! 最初のコーナー「今日のA定食」では、佐藤さんが構える発電所のお話や、佐藤さんが主宰する太陽光発電による音楽フェス「ザ・ソーラー・ブドウカン」についてのお話を伺った。
野村邦丸アナ「佐藤タイジさん率いるシアターブルックは今年の5月に福島県は矢吹町でイベントを行われました。これは矢吹町に太陽光発電所『太陽のタイジ発電所』が整備されたことを記念したライブイベントということで」
佐藤タイジ「そうなんですよ」
邦丸「今ここにもチラシがあるんですけど『アーティスト電力第二弾。佐藤タイジの電気が買える太陽のタイジ発電所登場!』『コンセントの向こうは太陽のタイジ発電所』と。これ、どういうことですか?」
佐藤「あのですね、『ソーラーブドウカン』という音楽フェスを2012年からやっておりまして、全部の電力を再生エネルギーでやってるんですけど、協力してくれる企業の中に『みんな電力』という再生エネルギー専門の電力会社がありまして、いとうせいこうさんが『みんな電力』で始めた『アーティスト電力』という枠があるんですよ。色んなアーティストに自分の名前の発電所を作ってもらって、ファンの方に電気を買ってもらおうという企画で、それで第二弾が俺のところに話が来て、『太陽のタイジ発電所』って名前にして。うちの発電所は3mぐらいの高さにパネルをセッティングして、パネルとパネルの間から日光が地面に落ちるようにしてあって、それで地面で牧草を作るって言ってました」
邦丸「ハア~ッ!」
佐藤「牛が食べる牧草を作って、それでお牛さんに食べていただいて、成長していただいて、牛乳を出していただいて、みたいな」
邦丸「場所は福島県の矢吹町の休耕田で、そのままだと荒れ放題になっちゃってるところに今、『太陽のタイジ発電所』が出来てるわけだ」
佐藤「そうです。もう操業中でして、電気を作りながら作物も作って、さらに酸素も作ろうという企画でございまして。気候変動に一番効果的かな~なんて思っております」
さらに佐藤さんには、自身が主宰する「ザ・ソーラー・ブドウカン」についてもお話しいただいた。
邦丸「で、『ザ・ソーラー・ブドウカン』という音楽フェスなんですが」
佐藤「シアターブルックだけではなく、色んな方に出ていただいて。シアターブルックにみんな乗っかってもらうという形だったんですけど、2012年の12月に1発目をやりまして、そこに奥田民生君も乗ってもらったし、charさんや藤井フミヤさんも居たし、斉藤和義君も居たし、みたいな」
邦丸「ビッグネームですよねえ! スゲー名前が出てくるんだけど、『ソーラー・ブドウカン』でしょ? これもソーラー発電で? ……貴方だってあの日本武道館の電気を全部ソーラーでまかなうって、大変じゃないですか?」
佐藤「大変ですね。大変だったッス。1発目は本当に大変で、色んな会社の方にパネルと蓄電池を持ってきていただいて、それを繋がないと全部使えないじゃないですか。でも会社ごとに電源ケーブルの形状が違うので当日の朝9時とかに全部の線をぶった切って、中身を出して繋ぐ、みたいなことをやって、もう大変だったッス(笑)」
邦丸「それでソーラーパネルはどこに置いたんですか?」
佐藤「パネルは武道館の外にズラーッと置いて、そこから線を繋いで」
邦丸「フェス1回分の電力がまかなえた?」
佐藤「まかなえますよ。あらかじめちゃんと充電してある電池も持って行って、電池ズラーッ!で。今は岐阜県の中津川でやっている『ザ・ソーラー・ブドウカン』はもう凄い量の電池なので、結構壮観ですよ。なんかSFみたいです、景色が(笑)」
佐藤タイジさんが主宰・出演する「中津川THE SOLAR BUDOKAN 2023」は、岐阜県中津川公園特設ステージで9月23日・24日に開催! 詳しくは公式ホームページをご覧ください!
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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