元東京佼成ウインドオーケストラ 小倉清澄さんが現役時代にした失敗談とは?
毎週火曜、夜9時から放送している「ガキパラ ~NEXT STAGE~」。
8月8日(火)の放送は、みゅーぱらのコーナーにクラリネット奏者の小倉清澄さんにお越し頂きました。
小倉清澄さんは、大分県のご出身。東京藝術大学 音楽学部 器楽科を卒業後、東京佼成ウインドオーケストラに入団。去年3月に定年を迎えて退団されるまで、37年間、主要メンバーとしてオーケストラをけん引します。
これまでにソロで7枚、東京クラリネットアンサンブルのメンバーとして11枚のCDをリリースする他、ヤマハのクラリネット開発に携わったり、全国の吹奏楽部で指導を行うなど、多くの方にクラリネットの魅力を伝えています。
スタジオでは、37年間在籍した東京佼成ウインドオーケストラ時代のお話を伺いました。
武田「楽団も定年ってあるんですね」
あんにゅ「はじめて知りました!」
小倉「私がいた楽団だと満60歳が定年で、延長もできたけどだいぶ前から60歳ですっぱりやめようと思っていました」
武田「立派な楽団ですが、楽団にいたときの失敗談ってありますか?」
小倉「焦ったのは、入団して間もない時に、コンサートの当日に楽器を組み立てようと思って、まずはベルと下管、下管と上管と繋げて、口に近いタルという部分を持とうと思ったら空振りして……。大事なところを入れ忘れたんです。すぐに誰かタル持ってる人いませんかーー!? って叫んだら多く持っている人がいて事なきを得ました」
小幡「よかったですねー!!」
武田「ギター弾こうと思ったら弦がひいてなかったみたいな・・・・・・?」
小倉「そんな感じですね。クラリネット奏者がたくさんいる楽団なので助かりました」
他にも、ヤマハのクラリネット開発中のお話や全国の吹奏楽で指導をされたときのお話などを伺いました。
最後は小倉さんによる生演奏。曲はユービー・ブレイクの「メモリーズ・オブ・ユー」です。小倉さんが使用したクラリネットはYAMAHAのYCL-SEVmasterです。