正しく動物を飼うために必要な知識やモラルを考える
女装パフォーマーのブルボンヌと、伝統芸能研究家の重藤暁を迎えた8月11日放送「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」。
特集コーナーでは「正しい動物の飼い方をクリエイティブ」というテーマでお届けした。
コロナ禍による巣ごもり需要を経て、ペット市場はコロナ前に比べて約15%ほど上昇。飼われている動物として代表的な犬と猫は1〜2割ほど飼育数が増加するなど、ペットブームは密かに盛り上がりを続けている。
そんな中、世話をしきれない数のペットを飼育してしまう“多頭飼い”によるトラブルや、ブリーダーによる虐待など、モラルを問われるニュースが後を絶たない。
西川あやの「ブリーダーさんって“育てるプロ”みたいなイメージがありますけども、それで悲しいニュースがあって、後を絶たないですよね」
ブルボンヌ「多頭飼育に関しては本当に問題が多くて、ブリーダーさんみたいな最初に資格を取った方でも、結局増やすために避妊・去勢をしないからこそ、ちょっとさじ加減を間違えると想定以上に増えてしまったとか、時期的に引き取り手があんまり無かったとか、そういう問題も出てくる。あとは『かわいそう』みたいなイメージで去勢・避妊をしなかったら結果増えてしまったというお家も結構あって。でも、そうすると、ひどい例だと20匹も死体が見つかったとか、増やしてしまってひどい思いさせるほうがよっぽどかわいそうだというのは、やっぱり考えていかなきゃいけないんだよね」
重藤暁「動物愛護法っていうのは、最近できたものなんですか?僕、全然知らなかったんですよ」
ブルボンヌ「内容は改正されたりはしてきてるはずだけどね」
西川「東京都動物愛護相談センターの公式サイトには、ペットを飼う数を決めるにあたって考えたいこととして、たとえば猫だと『食事・トイレや猫砂やその他の道具代、医療費などの費用を考えて、すべての猫を将来飼い続けられるか』ですとか『猫が1匹で休息したいときに過ごせる居場所を確保できるか(理想は1匹あたり1室、3LDKなら5匹まで)』っていうのが載っているみたいです」
重藤「あ〜、そういうのがあるんだぁ〜」
西川「まぁ、人間もそうですもんね?」
ブルボンヌ「まぁ、そうね。人間もあんまりギュウギュウで生きていくのは嫌よ(笑)」
西川「最近だと、賛否は分かれると思うんですけど、ワンルームのマンションとか6畳とかでもワンちゃんを飼っていたりとか、一匹にさせてしまう時間が長くても飼ってらっしゃる方とかも結構いらっしゃいますけどね」
ブルボンヌ「座敷犬っていうぐらいだから、それが合っている性格の子だったら全然不幸とかではないとは思うんだけどね。でも、人間と一緒で『生き物だなぁ』と思うのは(一匹一匹の)性格が本当に違うから。猫とかは家につくもので人につくものじゃないから、犬みたく一緒に旅行とかはできない生き物なんだけど、中には子供の頃から自転車のカゴに乗せてお散歩している方もいるし、その子が幸せかどうかをちゃんと見てあげられればいいんじゃないかな」
さらに、昨今のペットショップ市場や、ペットを飼ってよかったと思う時などについても話した。
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜〜金曜の午後3時30分〜5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6kHz、radiko)で放送中。また、radikoのタイムフリー機能では1週間後まで聴取できます。
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