寺尾ブッダ推薦 台湾の音楽シーン バンド「落日飛車」とアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」
「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー「10時のおとなりさん」の8月9日のゲストに、「BIG ROMANTIC ENTERTAINMENT」代表の寺尾ブッダさんが登場! 鈴木おさむに教えたい最新の台湾カルチャーとは?
鈴木おさむ「台湾やアジアの音楽に詳しい寺尾さんに、今注目しているバンドをいくつか紹介していただきたいです。アジアのバンドを勉強しましょう! まず、1つめのバンドはなんでしょう?」
寺尾「台湾のバンド『落日飛車(サンセットローラーコースター)』です」
鈴木「日本のバンドって日本で活動するじゃないですか。韓国は最近、外に開いてますけど。台湾のバンドって、台湾で活動することが多いんですか?」
寺尾「台湾は人口がそんなに多くないしマーケットも大きくないので、“韓国を見習って世界に出たい”という思いが全体的にあるんですけど、中国大陸にものすごいマーケットがあるので、中国語の曲を歌ったりして、中国ではかなり受け入れられています」
鈴木「へえー!」
寺尾「ただ、それ以外の日本のマーケットとかアメリカを取っていきたい! Kポップにならえ! という感じで全体的に向かっていると思います」
鈴木「『落日飛車』は、どんな特色のバンドなんでしょう?」
寺尾「このバンドは、2011年に結成された台北出身のバンドで、いわゆるシティポップとかAORをサイケデリックロックに混ぜ合わせて、独自のサウンドを築き上げたバンドです。最近はライブハウスのアメリカツアーも全部売り切れるくらい世界的に人気を獲得してます。今年は間もなく日本のロックフェス『サマーソニック』にも出演が決定してます!」
そして、落日飛車の「Burgundy Red」をオンエア。
鈴木「いま知ったんだけど、韓国ですごい人気があるの?」
寺尾「そうなんです。BTSのリーダーがけっこう好いてくれてて、SNSでも紹介してくれてます。作品も一緒に作る動きもあったりします」
坂口愛美アナ「最近、このバンドをたまに見ると思ってたんですけど、『落日飛車』で“サンセットローラーコースター”って読むっていうのを今日知りました」
寺尾「漢字で『落日飛車』って書くんですよね。自分としては漢字の方を推していきたいと思ってるんですけど、国際的には“サンセットローラーコースター”なんです」
鈴木「いま台湾のカルチャーでは、ガールズバンド系のアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』がブームなんですね。これはどんなアニメなんですか?」
寺尾「日本のバンドアニメです。音楽関係者はみんな好きで、ツアーで日本に来るたびに、“作中に登場するライブハウス『シェルター』はどこにあるんだ?”とよく聞かれます」
鈴木「そこを聖地巡礼するんだ!」
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