夏休みをとれる、とれないの分かれ道。上司が超働き者だと部下が休めない!?

西川あやの「お二人は夏休みってどうでしょう？」

中田花奈「グループ（乃木坂46）時代は、ツアーが夏に開催されるので9月ぐらいに（ありました）。夏が過ぎたころに1週間ぐらい。私は舞台とカブったり、レギュラーのラジオをやったりしていたので、いつも長くて4日ぐらいでした。スケジュール的に、ちゃんとした夏休みはとれなかったです」

入山章栄「4日ぐらいとれたときは何したんですか？」

中田「ハワイに行こうとしたんです。お母さんと一緒に行って、親孝行しようと。ただちょうど台風で、空港で木が倒れて。成田空港から帰れなくて、成田で寝袋とか支給してもらいました」

入山「そんな経験してんの!? それはツイてないねえ」

中田「友達何人かに話したら、そのうち何人かを誘えて、残りの夏休みはご飯に行けました」

西川「4日以上の夏休みは何年もない感じですか？」

中田「お正月休みがあったかな。そっちが（長期休暇の）メインだったかも。年越しの仕事までして、そのあと1週間近くお休み、ということが多かった」

西川「タレントさんはそういう人が多いですね。（麻雀カフェ）『chun.』を始めてからはどうですか？」

中田「ないですね……。それこそお店を私の判断で休みにできるので、つくろうと思えばつくれるんですけど。私自体は『夏休みがあっても……』という感じ。旅行が好きだったら連休つくったほうがいいんでしょうけど、そうでもないので」

入山「仮にですけどchun.がもっと大きな組織になって、社員みたいな方が増えたら、考えないといけないかもしれませんね」

中田「そうですね、夏休みとか……」

入山「やっぱり社長が超働き者の会社って、みんな休めないわけですよ。気を遣って。上司が休むから部下が休めるのであって、上司が働きすぎると部下も（休みづらい）、ってあるじゃないですか」

西川「入山さん、（勤務している）大学は休みありますもんね」

入山「もちろん早稲田大学は休みがあります。教員はその間、休みです。休みというか正確には『授業がない』ということ。ただ大学教員の仕事ってそれだけじゃない。当然研究もあるし、大学の事務的な仕事もある。それでも授業がなくなるというのは大きいので、休みに近い状態になる先生もいます」

「西川あやの おいでよ！クリエイティ部」は毎週月曜～金曜の午後3時30分～5時45分、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。