吉本ばなな、5歳で小説家を目指し始める。きっかけをくれたのは「絵のうまい姉」!?

吉本ばなな、5歳で小説家を目指し始める。きっかけをくれたのは「絵のうまい姉」!?

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8月2日「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)、大竹メインディッシュのコーナーに作家(小説家)の吉本ばななさんが出演した。番組初登場の吉本さんが、小説を書き始めたきっかけや、6月発売の新刊『はーばーらいと』などについて聴かせてくれた。

大竹まこと「吉本さんは5歳から作家志望でした。お父さん(吉本隆明さん)の影響ですか?」

吉本ばなな「いえ、姉がいまして。すごく絵がうまかったんです」

壇蜜「5歳で作家になろうと思ったということは、お姉さんは当時12歳」

吉本「7歳も上なんだから当然でしたけど、本当に才能があったから、いまもうまいんです。当時は『こんなに絵がうまい人がいるなら、私に漫画家は無理。小説家しかない』と決めちゃったんですね。決めたのがよかったみたいです」

大竹「5歳のときに小説家で生きると決めた!」

吉本「朝起きられないというのがわかっていたんです。毎日決まった時間に起きるのは無理だと思ったから、そうじゃない仕事を、って」

大竹「でも5歳でしょう? 中高生ぐらいで思うならわかるけど、ずいぶん早い。小説は何歳から書いたんですか?」

吉本「そのころからコツコツと童話みたいなのは書いていたんですよ。文字が書けるとなると同時に。姉は見てくれました。それで『おもしろいね』とか、『暗いね』とか(笑)」

壇蜜「初めて書いた小説はホラーっぽい冒険ものだったと」

吉本「そうなんです。小さいころからホラーが好きで。それでホラー作家になろうかなと思ったんです。ただ私、人が現実で死ぬシーンとかを上手に書けなくて、10歳未満で断念しました」

大竹「8歳ぐらいで書いた小説が『赤い橋』というホラー小説……」

吉本「そうなんですよ。浅川マキさんの(同名の)曲があって。カラオケで歌うとみんな凍りつく(怖がる)ような曲なんですけど、それがもとというかインスパイアというか」

大竹「渡った人が帰れない……。最後は怖い歌でしたっけ?」

吉本「怖いというかものすごい歌でしたね(笑)」

吉本さんは6月に書きおろし小説『はーばーらいと』を発売している。その表紙イラストを手がけたのが、話題に出たお姉さんだ。内容についても詳しく話しているので、radikoのタイムフリー機能で確認してほしい。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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