【西武】松井稼頭央監督インタビュー 上位浮上を目指す終盤戦は「全員が良い体調を維持してくれれば自ずと結果にもつながってくる」
8月1日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームで行われた西武-ソフトバンク14回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの松井稼頭央監督にインタビュー。7月の振り返りとシーズン終盤戦の意気込みを語ってもらった。
――この試合(8月1日、西武ーソフトバンク14回戦)からライオンズフェスティバルズがスタートということで、蒼空ユニフォームかっこいいですね?
松井「似合えばいいですけどね僕(笑)。ファンの皆さんも今日から蒼空ユニフォームということで楽しみにしていただいていると思います」
――7月は20試合を10勝10敗の勝率5割で終えました。チームの7月の戦いぶりはどうご覧になった?
松井「連敗も連勝もあった中で、(結果は)良かったと思うし、もちろん勝ち越すことが理想だと思うが、7連勝も含めて選手がよくやってくれたなと思う。ピッチャー陣も含めてなんとか最少失点に抑えてくれた中でなんとか1点を勝ち越す粘りのある試合ができていたのではないかと思います」
――8連敗が止まった後、連敗が一度もなかったことが大きいのでは?
松井「それは大きいですね。7連勝して一つ負けましたけど、そのあと2連勝できましたし、連敗がなかったというのは良いですよね」
――7月10勝のうち先発ピッチャーで9勝しています。先発ピッチャーの頑張りが見えたかなと思いますが?
松井「もちろん大きいですね。先発に勝ち星がつくということは、先発もそれだけ長いイニングを投げてくれているということですし、なんとか最少失点に抑えてリードした中で中継ぎにバトンを渡していくわけなので、(髙橋)光成も7月2回完封してくれたし、今井(達也)もそうですけど、先発としての役割をきっちり果たしてくれたと思います」
――髙橋光成投手がこの試合(8月1日、西武ーソフトバンク14回戦)先発です。夏場に2試合連続完封は非常に頼もしいですね?
松井「もちろんピッチャーが疲れてくる時期でもあるので、そこで先発が長いイニングを投げてくれるのは中継ぎ陣にとってもチームにとっても非常に大きい。やっぱり2試合連続で完封しているので、それだけの疲労はもちろんあると思う。夏場はピッチャーが疲れてくるので、打つほうで援護したいですよね」
――この試合(8月1日、西武ーソフトバンク14回戦)が91試合目ということでシーズン残り53試合。大事な8月、9月のシーズン終盤戦を迎えますが、ここからより上位を目指していくうえでポイントはどこにありますか?
松井「一番はケガだと思う。この終盤大事なところで全員が戻ってきてくれるように、これ以上ケガ人が出ないように。プレー中のケガなので起こることはもちろんあると思うが、何とか全員が良い体調を維持してくれれば自ずと結果にもつながってくると思う」
――8月、暑さに負けない熱い戦いを期待しています。
松井「はい。本当に夏に強いライオンズなので、そういう意味では8月良いスタートを切れるように光成がいきますからね。光成に勝ちをつけられるように、またチームとしても良いスタートが切れるようにまずは(8月)初戦しっかりやっていきたいなと思います」
※インタビュアー:高橋将市アナウンサー
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