新型コロナ国産ワクチン初承認 遅いのは反省すべきだが……
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8月1日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、火曜コメンテーターで上武大学教授の田中秀臣氏と番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、第一三共が開発した新型コロナウイルスワクチンの製造販売の承認を了承したニュースについて意見を交わした。
様々なパンデミックに対応する技術開発の基礎ができた!
厚生労働省の専門家部会は7月31日、第一三共が開発した新型コロナウイルスワクチンについて、製造販売の承認を了承した。
厚労省は近く正式に承認する方針で、承認されれば新型コロナで国内企業が開発した初の純国産ワクチンとなる。
第一三共が公表した治験結果によると、ワクチン接種によって感染を防ぐ「中和抗体」の量が海外製と比べ同等に増え、副反応などの安全性にも大きな問題は確認されなかった。
「これは田中さん、“かなり遅い”という指摘もありますが……」(寺島アナ)
「ただまあ、国内で新しい技術である『メッセンジャーRNA(mRNA)』を使ったワクチンの開発というのは、今回がたぶん初めてだと思いますので。これから新型コロナだけではなく様々なパンデミックに対応する技術開発の基礎ができたと考えれば、遅いことは反省すべき点ですがこれからの応用の可能性を考えたら前向きに評価すべきだと僕は思います」(田中氏)
「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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