ロジャー大葉、バンドで夢破れるも……学び直して地元・宮城のラジオスターに!

ロジャー大葉、バンドで夢破れるも……学び直して地元・宮城のラジオスターに!

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7月28日の「おとなりさん」(文化放送)、午前9時台『教えて!全国☆ラジオスター』のコーナーに東北放送tbcラジオ「ロジャー大葉の愛してJ-POP天国」から、ロジャー大葉さんが登場した。同番組を含め、宮城県で多数のラジオ番組に出演しているベテランだ。

坂口愛美「『「ロジャー大葉の愛してJ-POP天国』は、忘れかけているあの時代の記憶と感情を無理やりたぐり寄せる、30、40、50、60代中心の青春プレイバック番組です。が、ちょっと癖……いや、こだわりが強いため、リクエストをもらってもアイドルの曲、かかりません。演歌、かかりません。洋楽、かかりません。フォークソング、かかりません……!」

山根良顕「けっこうこだわっているというか。アイドルの曲もJ-POPに入らないんですか?」

ロジャー大葉「この番組ではそのようにしています」

山根「なぜこんなにこだわっているんですか?」

ロジャー「この番組のディレクターが私より11歳上、いま69歳なんですね。そのおっちゃんと私で日本のロックの黎明期といいますか、そういうところを聴いていた。やっぱり『語れる』っていうところなんですね。あとミュージシャン、バンドマンと接してきたっていう」

山根「はい」

ロジャー「そこで内容の濃い、調べても出てこないような話をしようってことでジャンルを絞りました。演歌や洋楽となると……語れますけど、どこかにあるデータをしゃべってしまう、というのがある。そこで特化した、というところですね」

山根「若いころから、ずっと音楽を聴いて育っている、という感じですか?」

ロジャー「そうですね。どうしても初めは母親が聴いていたラジオ、家族団らんでテレビから流れてくる音楽、歌謡曲。というものが音楽だと思っていましたけど、小学校5、6年から、いとこのお兄ちゃんからビートルズ、井上陽水らを教わった。『なんだこの世界は!?』ということで衝撃的な出会いだったのが、中1でのYMOです。そこからいろんな音楽を聴くようになったんです」

坂口「ご自身もバンドをされていたんですね」

ロジャー「10代はアマチュアとしてやっていました。プロを目指して、大学を卒業して上京して、メジャーデビューを目指したんですけど……難しい」

山根「イカ天(三宅裕司のいかすバンド天国)にも出たんですね?」

ロジャー「出ましたね。三宅裕司さん、相原勇さんが司会で夜中、生放送でした。BEGIN、BLANKEY JET CITY、たま……などが出ていました」

山根「その人がなぜパーソナリティに?」

ロジャー「もともとラジオ大好きというか、我々の世代(が聴き始めたの)は深夜放送が隆々としてきた時代だったので、小学生のときから親に隠れて深夜放送を聴いていました。音楽で夢破れたとき、仙台でコミュニティFMのアナウンサーを募集している、ということで。東京にいるうちに学んだほうがいいからと、東京アナウンスアカデミーへ行きました」

山根「へえ~!」

ロジャー「局アナを目指す女子大生たちの中で、当時27歳の私が『あえいうえおあお』って言っていたんですよ。そこで学んで、仙台に帰ってFM局のアナウンサーに応募して。『ニュース読めればいいよ』という感じでした」

山根「切り替えて、学び直して、そこへ行っているって偉いね」


「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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