健康保険証廃止は決定事項。個情委とデジ庁の関係性に、大竹まことは「なんの成果が出てくるんだ?」
7月27日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、来秋に予定されている、マイナンバーカードへの一体化に伴う健康保険証廃止について取り上げた。
参院特別委員会の閉会中審査において、河野太郎デジタル大臣は、マイナンバーカードへの一体化に伴う健康保険証廃止について発言した。
来年秋の予定について、延期や存続をするつもりがないと強調。
与党内からも「延期をすべではないか」と声が出ているというが――
大竹まこと「与党内からそういう声が出てるっていうけどさ、それも観測気球というか。選挙があったときのために聞こえちゃうよね。真にこの問題をどうしようって、市民の方を向いた話にはなってないよな」
本件については、個人情報保護委員会の独立性も注目されている。
7月19日に始まった、デジタル庁への立ち入り検査や聞き取りにおいて、河野大臣が調査対象外になると示唆されている。
大竹「以前新聞に『個人情報保護委員会がデジタル庁を調査する』って掲載されていたのを、この番組で取り上げて。個情委っていうのは結構な権力があるから、それが査察するというのは、結構なことなんだと。でも個情委のトップと、デジ庁のトップが、河野さんだって……なんじゃそりゃ。同じ人がトップなのにそこが査察に入ったって、なんの成果が出てくるんだ? この構図だけでも、なんであんな張り切った見出しになってるんだって……腹立たしいわ、俺は」
マイナンバーカードを発行していない人に向けた、資格確認書の制度についても、未だ整っていない。
大竹「(マイナンバーと保険証の一体化は)イギリスはすったもんだあって結局廃止にしたと。全部を紐づけている国は少ないと。俺みたいな年寄りとか、一人暮らしをしている認知症の人とか、そういう人たちはどうやって登録するんだ? 自分でやるんだろ、どうやって取りに行くんだ? そういう人たちは置いてきぼりかよと俺は思うんだよな」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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