絵文字があるとカラフルだけど……若者は使わなくなっている!?
7月20日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーは「絵文字」をテーマにお届けした。日本で生まれた絵文字が世界に広がり20年以上経ち、「世界絵文字デー」という記念日も制定された。しかし一方で「いまの若者は文の最後に絵文字をつけない」ともいわれている。
西川あやの「やっぱりスマートフォンが普及して、みんなで同じ絵文字の話をできるようになりましたね。そうなって、どうでしょう、おふたりは普段、使っていますか?」
入山章栄「まったく使わない。「!」を赤くしたぐらいです」
中田花奈「使うときは使います。ビジネスの連絡ではさすがに使わないです」
西川「今回の特集を行うにあたって、過去のLINEを見返しました。使っている時期と使っていない時期が、明確に分かれていたんです。これが文化放送に入社してから!」
入山「確かに西川さん、使うね」
西川「いまは多用するんですけど、10年前のグループLINEを見ていたら、自分の発言に(絵文字による)色がなかったんですよ」
中田「それはなんでですか?」
西川「SNSを始めて、リスナーのみなさんに番組を聴いてもらおうというときに、カラフルなほうが目を引きやすいかなと思って。それからLINEやメールでも使うようになったんですよ」
入山「カラフルにしたいの?」
中田「(使わないと)冷たいって思われたり、怒っていると思われたり。それこそ以前、普段どおり書いていたら『冷たい人間』認定されたから……。でも途中から『やっぱり寄せていこう』みたいになって。SNSで、特に使うという感じですね」
入山「字面だけだと届かないニュアンスを表現する」
中田「そうですね。あとボケで言っているつもりのものを本当だと思っている人が出るんですよ。『半泣き』みたいな絵文字をつけて、『ボケですよ』と伝える、みたいな」
入山「いまの若者は絵文字を使わないっていうんでしょう? でもふたりとも使っているじゃないですか」
中田・西川「別に若者じゃない……」
入山「50の俺はどうなるんだ(笑)」
西川「年齢の明確なところは置いておいて。いま学生さんですかね、文末に何もつけないのが主流らしくて。絵文字を使わない理由は主に『面倒だから』ということらしいです」
中田「昔のメールより、テンポが速くなったんじゃないですか? LINEやDMだと1文、1文で送るから絵文字もいらない、みたいな」
西川「それだとボケも伝わりますね」
入山「なるほどね! もう文章ですらないんだ。『了解』を『りょ』っていうんでしょう?」
中田「『り』です」
入山「『ょ』もなくなった!?」
中田「それももう古いですね(笑)」
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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