「椎名林檎『罪と罰』は僕の歌」!? 心臓が右にある芸人・チャンス大城が体験した数々の奇跡
7月11日(火)の「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー、「10時のおとなりさん」にお笑い芸人のチャンス大城さんが登場!去年の夏に発売された著書が大好評の大城さん。本の中のエピソードをはじめ、珍しい芸の数々を披露してくれた。
高橋優「チャンス大城さんの本、読ませていただきました」
チャンス大城「ありがとうございます!」
坂口愛美アナ「去年7月に発売された自らの半生を綴った本『僕の心臓は右にある』が大反響、発売即重版が決定するなど話題になりました。タイトルがまず衝撃ですけど、本当に心臓が右にあるんですね?」
大城「そうなんですよ。心臓が右にありまして、内臓が全部逆で、子供の頃内科検診で僕の番になったら何回も聴診器往復して『中止や!』と。お医者さんが両サイドのお医者さん集めて、『この子の心臓の音、みんな聴いてくれ』と、タワレコの視聴みたいにね(笑)。医者が並んだんです、僕の前に。『凄いな~っ!』って言って」
高橋「大城さんみたいに、右側に心臓がついているタイプはかなり珍しい?」
大城「そうです、5万人に1人。レディー・ガガの東京ドームのライブの客席に1人居るぐらいですね!(笑)」
高橋「それで、ちっちゃな奇跡があったんですよね?(笑)」
大城「はい、高校の時に60周年記念でね、風船に願い事書いて飛ばす行事があったんですよ。『料理人になりたい』とか。僕は『僕心臓が右にあります、内臓がすべて逆についてます』って書いて飛ばしたら、僕と同じく心臓が右の女の子に風船が届いたんですよ!『私も右なの~っ!』って。『今度会おうよ』って会いに行ったんです。そしたら『お兄ちゃんの心臓触らせて』言うから触らせたら『あ、ホントだ右にある!私も触って!』って言うから触ってたら、警察に連れて行かれたんです(笑)」
高橋「爆笑しました(笑)」
人気番組「人志松本のすべらない話」で話して大好評だった「友人と一緒に山に埋められた話」や、自身の体験した心霊現象の話など面白エピソード満載の本だが、こんなお話も!
坂口「凄い話も後半に出てくるんですよね、コンビニで……」
大城「そうなんですよ!東京に来て、知り合いがまったく居ない時に東中野に住みまして、コンビニでバイトしだしたんですよ。ほんで、いつも夜中3時くらいにロックな女性が買い物をしに来てて、一目惚れして、めっちゃ好きになって。シフトリーダーにも相談して『片思いです』『俺が声掛けたる!コンパしようぜ』って。で、その方がタバコの『ハイライト』って注文する前に僕がハイライト出したらビックリしてて。『あ、私の銘柄覚えてくれてるんですね!』って。で、名札見て『大城さんって言うんですね!私、今日初めてテレビで歌を歌うんです』『あ、ミュージシャンの方だったんですか!あの、お名前何て言うんですか?』『椎名林檎って言いまして』」って。
坂口「うんうん!」
大城「その時が1998年だったんですけど、無名だったんですよ、椎名林檎さん。彼女のヒット曲にある『タバコの空き箱を捨てる』って、あれ、僕の歌なんですよ!(笑)」
高橋「『罪と罰』ですね?(笑)大好きな曲ですよ。まさか大城さんの曲だとは!(笑)」
坂口「コンパは出来なかったんですか?」
大城「僕、先輩の手伝いでシフト変えまくってたらクビになっちゃいまして。それ以来25年経ちましたが、まだ1回も会ってないです」
高橋「向こうも覚えてたらいいですよね、エモいですよね」
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