【西武】森脇亮介選手インタビュー どんな場面でも「一人目のバッターからしっかりと勝負していく」
7月7日放送のライオンズナイターでは、楽天モバイルパークの楽天-ソフトバンク10回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの森脇亮介選手にインタビューした模様を放送した(インタビューは7月4日)。森脇投手はここまで29試合に登板し防御率2.10と安定した投球が続いている(7月7日現在)。自身の持ち味やリリーフとしての心持ち、そして来たる夏の暑さに向けての対策についても伺った。
――森脇さん独特のピッチングフォームをラジオで正確に描写したいです。ご自身の言葉で説明していただけますか?
森脇「難しいですね(笑)。左足を少し大きく上げて、そのまま真っすぐ下ろして、キャッチャーの方向に真っすぐ移動していって投げる……」
――そうなると普通のピッチングフォームに思えますね(笑)。左足を上げて、下ろすタイミングで右腕を真っすぐ下げて、そこから一気にガバッと振り下ろす感じでしょうか?
森脇「そうですね!」
――あのフォームになってから何年経っているのですか?
森脇「何年なんだろう。でも見ている人にとっては分かりづらいかもしれないですけど、少しずつ僕の中で変わってはいるので、形としては社会人の最後の方くらいじゃないですかね」
――フォークボールを自由自在に操っていますが、投げ始めたきっかけは覚えていますか?
森脇「元々は(フォークボールを)投げていなくて、社会人の3年目終わりくらいから『武器になる球を作らないと社会人でも厳しいな』と考えて、そこからフォークボールをカウント球(ストライクを取れる球)でも決め球でも使えるように練習していきました」
――完全に操れていますね?
森脇「いやいや(笑)。まだまだです」
――それまでの決め球はなんだったのでしょうか?
森脇「ストレートか縦に落ちるスライダーのような球です」
――フォークボール以外の変化球は何を投げていますか?
森脇「カーブとカットボールと、今年からスライダーもいれました」
――一番自分が自信のあるボールはなんですか?
森脇「真っすぐ、カーブ、フォークボールが同じくらい(の自信)ですかね」
――イニングの頭はもちろんイニング途中から起用されることもありますが、ブルペンではどのように準備されているのですか?
森脇「(イニング頭もイニング途中も)あまり変わらないですね。同じように準備をして一人目のバッターからしっかりと勝負していくことは変えずにやっていっています」
――一人目のバッターから勝負していって良い結果が出なかったときはどうしていますか?
森脇「切り替えるしかないですね」
――佐藤隼輔投手がファームに行くことになって、より後ろのイニングを任されるパターンが増えるかと思いますが?
森脇「そこは僕が決めることではないので。豊田(清投手コーチ)さんとか青木(勇人投手コーチ)さん、松井(稼頭央)監督が決めることだと思います。いつでもどこでも行ける準備はしたいなと思います」
――昨年まで3年連続40試合以上登板、今年の目標はプロ入り後初めての50試合以上登板と伺っていますが、それは今も変わりませんか?
森脇「はい!変わらないです」
――もうちょっと行けそうな感じがありますよね?
森脇「どうですかね。目標としてはたくさん投げたいです」
――来週木曜日(7月13日)に31歳の誕生日を迎えられますが、生まれた季節である夏は好きですか?
森脇「夏自体は好きですけど、暑すぎるのは好きではないです」
――故郷は京都府の福知山市、相当暑いところですね?
森脇「暑いですね」
――でも(暑さには)あまり慣れていませんか?
森脇「慣れないですね。毎年慣れないです」
――暑さ対策としては何をされていますか?
森脇「クーラーの効きすぎた部屋にはなるべく長くいないことですかね」
――最後にライオンズナイターをお聞きの方にご挨拶いただけますか?
森脇「これからもっともっと暑くなるかと思いますが、ライオンズの戦いもより熱くなっていくと思うので最後まで応援よろしくお願いします!」
※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー
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文化放送 ライオンズナイター
火~金(10月〜3月) 17:50~17:57
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