【ロッテ】安田尚憲選手インタビュー 勝負の夏へ「図太く戦っていけたら」
7月6日放送のライオンズナイターでは、東京ドームのロッテ-西武12回戦の試合前に、千葉ロッテマリーンズの安田尚憲選手にインタビューした模様を放送した。7月の4試合で打率.385、打点4(7月6日試合前)と絶好調の安田選手。5日に発表された監督推薦で選出され、プロ6年目にして初のオールスター出場が決まった。現在の心境や夏に向けての意気込みを訊いた。
――今シーズンここまでの手ごたえはいかがでしょうか?
安田「とりあえず怪我無くここまで戦えていることが一番の収穫だと思いますし、そこまで大きな波がまだ出ていないので、ここからもう一つ成績上げられるように頑張っていきたいなと思います」
――昨年はシーズン序盤から中盤に苦しんだ印象がありましたが、今年はいかがでしょうか?
安田「6月はちょっと苦しんだんですけど、7月入ってちょっとずつ状態も良くなってきているので、ここからオールスターまで突き抜けていけるように頑張っていきたいと思います」
――オールスター初出場、おめでとうございます。
安田「ありがとうございます!」
――オールスターに初出場されるというのはどのような気持ちですか?
安田「選ばれるとは思っていなかったですし、そこまでの成績を残したつもりもなかったのですごく嬉しかったです。監督推薦という形で選んでいただけたことがすごく光栄ですので、初めてのオールスターを楽しんでいけたらなと思います」
――今まで安田さんにとってオールスターはどのような存在でしたか?
安田「すごく華やかな舞台だと思いますし、僕も子供の頃からすごく楽しみにしていたイベントなので、そこの舞台に立てるのはすごく嬉しいなと思ってます」
――『あの選手と話をしてみたい!』というような思いはありますか?
安田「いろんな選手がたくさんいらっしゃるので難しいですけど、柳田(悠岐)さんとは自主トレで3年間一緒にやらせていただいているので、ギータさんと一緒のグラウンドでプレーできるというのは限られた機会ですし、すごく楽しみだなと思います」
――柳田(悠岐)選手は安田選手にとってどのような存在ですか?
安田「本当に師匠であり、憧れの選手であり、野球以外のこともたくさん教えていただいているので憧れの存在でもあります」
――同じ左バッターでライト方向に強い当たりを飛ばすというイメージがありますが?
安田「プレースタイルは少し違うところはありますけど、影響力であったりプレーしている姿は僕が見ているプロ野球選手の中でも一つ抜けていると思うので、その辺も格好良いなと思いながら見ています」
――オールスターではどのようなプレーをしたいですか?
安田「まずは全力でプレーして、結果がどうであれ自分が持てるものを全て出し切ってやっていきたいなと思います」
――ライト、右中間方向への強い打球をファンは期待しているかと思いますが?
安田「できればホームランであったり、大きい当たりが打てるように頑張りたいと思います」
――今シーズンはここまで打率が.260、本塁打が5本という成績です。昨年は9本塁打でしたがここまでいかがでしょうか?
安田「6月苦しんだ分なかなかホームランも打率も数字は出ていないですけど、昨年も8月からどんどん調子を上げていけたので(昨年8月は打率.320、本塁打4、打点14) 、これから7、8、9月の大事なところが始まってくるし、そこでもう一度(調子を)上げていけたらなと思います」
――夏はお好きですか?
安田「嫌いじゃないです(笑)」
――食が細くなってしまう選手もいるという話を聞きますが、そのような部分は大丈夫でしょうか?
安田「そうですね。食が細くなることは無いので、図太く戦っていけたらなと思います」
――夏バテなどの経験はありますか?
安田「もちろん夏にしんどい時もあるんですけど、みんな一緒なのでその環境で戦えるようにそれなりに準備してやっていけたらなと思います」
――夏に特に気を付けていることはありますか?
安田「食事量を落とさないようにとか、やっぱり食べるのが大変になってくるのでそこの部分だけ注意しながらやっています」
――ここまで得点圏打率が.326で(7月6日試合前現在)、非常に高い数字ですがいかがでしょうか?
安田「特別意識している訳じゃないですけど、やっぱりチャンスの場面で来たらどんな形であれ点を返したいなという気持ちを持って取り組んでいます」
――少し野球とは離れますが将棋がお好きで、プロ野球選手の将棋王を決めるイベント(「勘定奉行杯 球王戦」スポーツニッポン新聞社、ドワンゴ主催)で優勝されたと伺いました。野球と将棋の共通点はなんでしょうか?
安田「共通点はそこまで分からないですけど(笑)。リラックス方法として、野球のことを考えずに将棋に集中できるので良い気分転換になってます」
――なぜ将棋を始められたんですか?
安田「コロナの時に外に出られなかったので、部屋でできる遊びはないかなと思って(将棋を)始めました」
――得意な戦法はありますか?
安田「飛車をあまり動かさない『居飛車』が好きですね」
――最後にロッテファンの方に一言お願いします。
安田「リーグ優勝に向けて、日本一を目指して頑張っているので、これから暑い時期が始まりますけれどもファンの皆さんと一緒に頑張っていけたらと思います」
※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー
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