マイナ保険証問題、申請せずとも「資格確認書」が発行されるなら……大竹まこと「国民皆保険は本当にいい制度なのに」

マイナ保険証問題、申請せずとも「資格確認書」が発行されるなら……大竹まこと「国民皆保険は本当にいい制度なのに」

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7月6日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、マイナンバーカードと健康保険証の一体化について取り上げた。

マイナンバーカードと健康保険証の一体化をめぐって、事情がありマイナ保険証を持たない人に交付される「資格確認書」。
伊佐厚生労働副大臣は、この資格確認書を「申請がなくても、政府からプッシュ型で届けることを検討する」と表明した。
一方で「プッシュ型の確認書であれば、現在の保険証と変わらない」「コストと手間が膨大になるのに、なぜ保険証を残さないのか」という批判も上がっており――

砂山アナ「実際どのくらい資格確認書を出すのかという問題もあります。全員に出しましょうということになったら、とんでもない数になります」
大竹まこと「俺はずっと前から言ってるけど、認知症や要介護の人だったり、自分でマイナ保険証を取得しにいけない人もたくさんいる。どうするんだってこの番組でも問題にしてたけど。このプッシュ型っていうのは、昨日今日から言われ始めたわけだよね? その前は(自力で取得できない人たちは)置き去りというか、そういう人たちのことは考えに入ってなかったって読み取れちゃうよ」

マイナンバーカードの取得は、現状任意だ。
大竹は「任意なのに保険証を出さないっていうところが、一番のネック。任意なら保険証を出してくれてもいいじゃないって話」と語る。

砂山アナ「加藤厚生労働大臣は『個人番号を確認できるICチップ付きのカードを、健康保険証として利用できるのは、G7の中で我が国だけ』と答弁しました」
大竹「そうなんだよね。紐づけは税務だけにしてる国もあるし、医療の面を紐づけから抜いてる国もあるわけで」

マイナ保険証について、別の不安の声もある。
オンライン資格確認等システムにより、薬剤や健診などの情報が、有資格者は閲覧できるようになる。
現行の仕組みでは、情報の閲覧可否を患者が選択できることはない。

大竹「人に知られたくない病気とかもあるかもしれないね。それだけを省いて、見られないようにする……とはできないと」
はるな愛「便利になってほしいけど……マイナンバーカードについては『今は普及する過渡期だから、問題はいっぱいある』って言う人がいるけど、色々な人がいるってことを考えて作ってほしいですよね」
大竹「日本には『国民皆保険』っていう本当にいい制度があるわけじゃない。それを保証するのが保険証だったわけで。全員がこの保険証を持ってるっていうので、俺はいいと思うんだけどね」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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