「もっと警察が介入しなきゃいけないんじゃないかな」大竹まこと、ジャニー喜多川氏の性加害問題について疑問
7月4日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)で、ジャニー喜多川氏の性加害問題について東京新聞の記事を取り上げ、パーソナリティの大竹まことが「被害に遭った年齢が、子供ですから。もっと警察が介入しなきゃいけないのではないかと思うんだけど」。と現状に首を傾げた。
番組ではジャニー喜多川氏性加害問題について取材した英BBCの記者に対しインタビューを行った東京新聞の記事を紹介。「被害者の多くは記者が日本文化の一部じゃない人と話すことでより大きな自由を感じた、と言った」ということについて、フリーライターの武田砂鉄氏は「日本の芸能界から遠いほど話せるということですよね。いかに日本のジャーナリズムと芸能界の距離が近くなっているかということが現れている。マスコミとエンターテイメントは分けて考えなければいけないのに」。と述べると、大竹は「もっと警察が介入しなきゃいけないんじゃないかなと思うんだけど」。と反応。すると武田氏は「介入があってしかるべきですよね。このまま全体がわからないまま進んでいくと、中にいるタレントさんもずっと『この人はどうなんだろう?』と憶測を呼んでしまう。ハッキリさせるための動きを見せて行かないといけませんよね。政治も動かなくちゃいけない。」と同意し、事務所をはじめ、警察や政治の新たな動きを求めた。
パートナーの小島慶子は「私もかつて放送局に勤めていた。ジャニーズ事務所の人とも仕事をしていた。噂も知っていた。でも『本当かな?』という甘い認識で、周りで話題にもならなかった。それは、周囲の『そんな深刻じゃないでしょう』という空気と、『男性は性被害に遭わないんじゃないか』という思い込みから来ていた。もっとよく知られる必要があると思う」。と自らの経験を振り返り、訴えた。大竹は「被害に遭った年齢が、子供だからね。かなり大きな問題になる。自戒も含めてメディアも警察もどこまでやれるのか、疑問も残しつつ」。と期待を込めた。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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