メガネブランド“Zoff”のマーケティング担当、ヌートバー出演のCMの裏側語る

メガネブランド“Zoff”のマーケティング担当、ヌートバー出演のCMの裏側語る

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野球のWBCで活躍し人気となったヌートバー選手が、色々なバリエーションのメガネやサングラスを掛けこなし、街中の人から声をかけられるCMをご存じだろうか?これは、メガネブランドZoffのCMで、ヌートバー選手を一早く起用したことでも話題となった。

7月3日の「ノバセルpresentsマーケティング進化論」は、そんなメガネブランドZoffを運営する株式会社インターメスティック マーケティング・EC戦略本部 宣伝販促室・室長の田中真帆さんをお迎えし、マーケティングで大事にしていることやヌートバー選手が出演したCMの裏話を伺った。

マーケティング担当の田中氏が、仕事をする上で大事にしていることが“価値が違う人を知ること”だという。「眼鏡をかけたくないという人がいたら、何で?何で?何で?と最低3回は聞くようにしています。3回くらい聞くと、自分でも言語化できなかったインサイト(顧客や消費者の隠れた本音)が少しだけですが引き出せます」と話す。これに、パーソナリティのノバセル株式会社代表取締役社長・田部正樹氏は「ユーザーに向き合うというところで、とにかくなぜ?なぜ?と聞くスタンスは地味だけど素晴らしい」と共感した。

コアターゲットをどう設定するか?については、田中氏は「(性別や年齢ではなく)趣味嗜好というか、何でもいいからとにかく見えればよいという人もいれば、ずっとかけてると鼻とか耳が痛くなるから軽い眼鏡が欲しいという人もいます。どういうものを求めているか見極めた上で、ニーズを捉えていきます」とコメントした。

そして、ヌートバー選手を起用したZoff のCMについては、企画が決まったのがWBC決勝の当日で、1週間後に撮影が行われるというスピード感であったことが明かされた。田部氏が「タレントを起用する上で大事なことは何か?」を質問すると、田中氏は「(そのタレントの)ファンが熱量を持っているか?いないか?が大事だ」と答えた。

「ノバセルpresentsマーケティング進化論」は毎週月曜19時30分~20時まで文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。

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