エネルギー原因の価格高騰に、大竹はウルグアイに注目!「ウルグアイは再生可能エネルギーが97%」データで日本との違いを確認!

エネルギー原因の価格高騰に、大竹はウルグアイに注目!「ウルグアイは再生可能エネルギーが97%」データで日本との違いを確認!

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6月28日の大竹まことゴールデンラジオは東京新聞の「「7月の値上げは銭湯や映画料金も…エネルギー価格の高騰が波及 食品は3500品目」」というニュースを取り上げ、大竹がコメントした。

東京新聞によると、「電気やガス代などエネルギー価格が高止まりしている影響が物価上昇の大きな要因になりつつある。7月に値上げが予定される食品は約3500品目に及ぶ見通し。外食や東京都内の銭湯、映画館の鑑賞料金といったサービス分野にも波及しており、消費者の負担感はいっそう強まりそうだ」という。

このニュースを受けて、大竹はウルグアイに注目していると語り、砂山アナがウルグアイのデータを語った。

砂山アナ「国際情勢もあって円安もあってエネルギー価格が非常に高騰しています。これが物価に与える影響も大きかったり、結局今後も国際情勢によって、エネルギーを持たざる国である日本は輸入するしかないので、エネルギー価格の高騰にかなり左右される国なんですが、その中で大竹さんがウルグアイが気になると、ウルグアイが2017年から2020年まで、どういうエネルギー構成、発電量なのか、電源別に見ていくと、再生可能エネルギーがなんと97%。そのうち、水力が44%、風力32%、バイオマス熱の利用が18%、太陽光が3%、化石燃料の3%と続いています」

大竹はこのニュースを受けて、次のようにコメントした。

大竹「要するに日本と同じようにエネルギーをどうするかっていった時に、ウルグアイの場合は再生可能エネルギーを投入しようということで、水力と風力、太陽光は3%とか、大きく舵を切ったわけだよね。日本でもいろんなことを言われてる。確かに太陽光が効率が悪いとかなんとかって言われてるのもそれもそうだろうと思う。だけども、太陽光も例えばもっと開発していけば窓ガラスの中に組み込むという技術も今できてきてるわけだよね。そういうの取り込めば、畑の真上に大きく取らなくても、再生可能エネルギーは太陽光でできるんじゃないか?そういう開発のスピードが遅れたことも、原因の一つにはなってるかもしれないけども、同じようにエネルギーを持たない国。ないんだから。日本は地熱はあるし色んなエネルギーがあるんだったら、国の中のいろんなものを利用して、この国のエネルギーを自前で行っていけばこの高騰がサービスに波及といって銭湯から映画館から食品3500品目とか、これ、エネルギーが由来の値上げというのは少なくとも、もっと緩やかになっていったんじゃないかっていうことが想像できるよね。いろいろ、利権の問題とか言われてるんだろうけども、だけど、開発が遅れたことも確かで、開発が遅れた理由は何かっていうのをもうちょっとこの国は一生懸命考える必要があるね」

大竹が言うようにウルグアイを見習うには、そもそもウルグアイがどんな国か知らなければならない。外務省のサイトによると、国土は日本の半分、人口は日本の2.8%の南米にある国。ウルグアイの2021年度の再生可能エネルギー発電量は「8.37TWh」(テラワットアワー)だった。

2021年の日本国内の再生可能エネルギーの発電量は、全発電電力量のうち22.4%。97%が再生可能エネルギーであるウルグアイを見習うべきではあるが、一方でこんなデータもある。2021年度のウルグアイの再生エネルギー発電量(EIA統計)は39位、日本は6位。(127.97TWh)既にウルグアイの再生エネルギー発電量を大きく上回っている。日本の国民一人当たりの電力消費量は「8,399kWh」と言われているが、もしウルグアイのように再生可能エネルギーのみで日本の総電力を賄おうとすれば、約「923TWh」が必要になる。太陽光発電は森林伐採による環境への影響が心配されるなど、多くの問題も抱える再生可能エネルギー。早急な文明の進歩が待たれるところだ。

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