出演者に不祥事があった場合、映画・ドラマの公開は中止すべきか?

出演者に不祥事があった場合、映画・ドラマの公開は中止すべきか?

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大麻所持法違反の疑いで逮捕された俳優の永山絢斗容疑者が出演している映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編―決戦―」が、予定通り公開されることになりました。6月27日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」では、出演者が不祥事を起こした場合、出演作品を公開中止にすべきなのかどうか考えてみた。

大島育宙「『東京リベンジャーズ』に関しては、協議の末、普通に公開されるだろうというのは、ここ10年くらいの不祥事に対する対応だと思っていました。というのは事件の全貌がほぼハッキリしているということと、プラス被害者がいないっていうことですね。個人で勝手にした大麻に関する犯罪で本人が所持していたというだけのことで、それ以外の因果関係とか広がりはこれから究明していくっていうことなので、あまり大きなタイプの罪ではないということですよね。それに対して6月16日公開予定だった市川猿之助さんが出演している『緊急取調室 THE FINAL』。これに関しては6月16日の時点で公開中止・延期になっています。これはしょうがないなと思っていて、永山絢斗さんのことに対して全く対称的なのは事件の全貌が全然わからない。プラス被害者らしき人がいるっていうことですよね。なので、この2つの事件が6月に度重なって対応が分かれたっていうのは非常にわかりやすい例じゃないかなと僕は思いますね」

西川「永山絢斗さん出演の公開予定の作品は他にも色々あったわけですけど、例えばNetflixの映画『クレイジークルーズ』これは予定通り年内に配信することを発表しています。一方、2024年の大河ドラマ『光る君へ』では藤原隆家役をやる予定だったんですが、NHKメディア総局長がコメントを発表していて『5月に出演を発表したばかりですので大変遺憾に思っています。代役の選定はこれから…』とコメントされているんですね。大河ドラマの出演者からは全員ではないんですけれど薬物を使用していないとする誓約書を受け取っていたそうなんです。こういうこともあって代役の選定があるみたいですね」

バービー「なんか制作陣もやるせないですね。ここまでやったのにっていう…」

 

番組では、この他にも『作品に罪はあるのかどうか』話し合っています。もっと聴いてみたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。

番組の「きょうのクリエイティ部」のコーナーでお伝えしています。

 

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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