【お天気気象転結】梅雨と紫陽花
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしています! この記事では全文をご紹介。
▼6月30日配信号 担当
鈴木純子
沖縄地方では25日に梅雨明けしたとみられるという発表がありました。平年より4日昨年より5日遅い梅雨明けです。
22日に発表された1か月予報では関東地方を含めほぼ全国的に気温は高め、降水量が多めの予報です。
関東地方は例年ですとあと3週間近く梅雨の時期が続きます。梅雨の晴れ間の高温にも注意してくださいね。
21日に夏至を迎え昼間の時間のピークは越えましたが、まだまだ昼間の時間が長い時期が続きます。日中は晴れれば太陽の光がほぼ真上から差してきますので油断は禁物です。
また今日は夏越の大祓(なごしのおおはらえ)。
大祓式というのは罪や穢れ、過ち、災いなどを形代(かたしろ)に移し、身代りになって清める神事で、六月末に夏越の祓として行われます。文化放送近くの芝大神宮でも毎年夏越の祓と茅の輪くぐりを行っています。上半期の穢れを払って心機一転してみるのもいいですね。
さて、先日私は東京調布市の神代植物公園に行ってきました。
いつもは春と秋のバラのシーズンに行くのですが、今回は6月中旬紫陽花の時期に行きました。紫陽花とともに咲いている花のカレンダーを見ると、「タイサンボク」とあります。それがこちら。
花びらには厚みがあって、大きい!!!タイサンボクとの驚きの対面でした。
そしてお目当ての紫陽花。もう終わりかけかなと思って行ったのですが、まだまだ綺麗に咲いていました。私が気に入ったのはこの紫陽花です。
撫子ガクアジサイ。紫陽花のガクに切れ目が入っているところが、何とも可愛いんです。
そして園芸アジサイとしてこんな紫陽花にも出会いました。
星占い という名前です。
こちらは、柏葉紫陽花のスノーフレークという種類。
そして、アナベルがこちら。
神代植物公園の花だよりによりますと、紫陽花は7月上旬まで楽しめるそうですよ。この時期に行くのもいいなー。と思いました。
皆様も梅雨の楽しみを見つけてジメジメ、鬱々としがちな時期を乗り切りましょう。
大雨に備えて自信をもっておすすめする書籍は、伊藤佳子・鈴木純子の共著「自然災害から身を守る知恵~気象災害と地震に備える」求龍堂。
大型書店やネット書店でも購入可能ですが、文化放送ショッピングからのご購入には特典がございます。
さらにご注文いただいてから直筆メッセージを入れてお届けします。
気象予報士 鈴木純子