不明の潜水艇はメートルとフィートを間違えていた?1人3500万円の料金にも驚き
6月23日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)は、金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、連絡が取れなくなった潜水艇について意見を交わした。
運営会社の責任はきちんと問わなければいけませんね
イギリスの豪華客船タイタニック号の残骸を見る観光ツアー中にカナダ沖で行方不明になった潜水艇、タイタン。アメリカの沿岸警備隊が日本時間の今日未明、無人探査機が海底のタイタニック号近くで破片のようなものを見つけ潜水艇の一部だと断定した。破片はタイタニック号からおよそ500メートル離れた場所で見つかり、潜水艇の後ろの部分など、大きな破片が5つほど見つかった。沿岸警備隊は「見つかった破片は、潜水艇の耐圧室が破壊されたことを示している」として乗っていた5人の生存は絶望的だという見方を示した。
「内藤さん、これについてどのように受け止めますか?」(寺島アナ)
「まず5人の方については早く発見されてほしいと思います。それとは別に、そもそもこんなツアーがあったのかということに驚きました。料金は1人、数千万だとか。」(内藤氏)
「3500万円ですよね。」(寺島アナ)
「タイタニックは放置されたまま引き上げはされてなかったんですね。それこそ博物館とかに展示されてそうな気もしてたんですが。全然この辺は無知で、いろんな驚きの連続です。」(内藤氏)
111年前に氷山に衝突して沈没した豪華客船タイタニック号を海底まで見に行く観光用の潜水艇は、18日午前、海中に潜ったあと連絡がとれなくなり、アメリカやカナダの沿岸警備隊などが懸命の捜索を続けている。21日には前日に続いて海の中で音のようなものが感知され、音を感知した海域の周辺に遠隔で操縦できる無人の探査機などを投入して捜索を続けているという
「5人が乗った潜水艇は緊急用の酸素など96時間生命を維持できる装置が備わっているということで時間との戦いなどとも言われていました。」(寺島アナ)
「潜水艇の報道を見る限りでは、かなり管理がずさんだったと言われてますね。耐久性に問題があるんじゃないかとか、検査を主張したスタッフがクビになったとか。どこまで本当か分かりませんが、ありそうだなと思ったのは、確か1300メートルまでしか潜れないのに4000メートル潜るつもりだったらしいんですよ。ネットでは、メートルとフィートの単位を間違えたんじゃないかという人もいて、まさかとは思うんですが運営会社の責任はきちんと問わないといけないですね。」(内藤氏)
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