新任教諭、増える退職に大竹「やめてくには原因があるわけでしょ。その原因をなんで直そうとしないんだろう」
6月21日の大竹まことゴールデンラジオは朝日新聞の「新任教諭、増える退職 目立つ精神疾患、09年度以降で最多」というニュースを取り上げ、大竹がコメントした。
朝日新聞によると、公立学校の教員に正規採用されたのに、1年以内に辞めるケースが増えている。教員の長時間労働の問題が解消されないなか、教育現場で新人を支援する態勢が不十分なことが背景にあるとみられる。精神疾患が退職理由の事例も目立ち、文部科学省は教員のメンタル面の支援に乗り出した。原因ははっきりしないが、若手の精神疾患が増えているとして増加する不登校への対応など、業務が複雑化、困難化している上、近年人数が多いベテラン層が大量退職するのと入れ替わる形で若手が増えていて支援が不十分になっている可能性がある
さらに、読売新聞によると、全国の公立小中高校などで欠員が生じる「教員不足」について、2023年4月の始業日時点と前年同期を比較した結果、「悪化した」と回答した教育委員会の割合が4割超に上ることが、文部科学省の調査でわかった。各教委は教員のなり手を増やす対策を進めているが、文科省は「依然として深刻な状況が続いている」としている。
大竹「どこでもそうだけど、この教員の話も、辞めちゃう人が多いし心のバランスを崩す人が多い。現場どうなってんだ。この間の自衛官の募集の話でも自衛官の応募数が減ってる。しかも入ってもみんな止めてく。教員の方もそうだけど、やめてくには原因があるわけでしょ。入って辞めちゃうんだから。その原因をなんで直そうとしないんだろう。こうだからやめちゃうんだろうと考えようよ」
水谷アナ「先生のやめる問題原因の一つとして、モンスターペアレンツがすごい多いんですよ。学校側が文句言われた先生の味方をしないですぐ謝っちゃったりするとか。そうするとやっぱり若い先生はもう、がっくりくると思いますよ」
大竹「水谷、それも多分氷山の一角で、そうじゃないこともあるし、だいたい学校でいつも発表するのが、いじめはありませんでしたというわけだ。あとで調べると、いじめ行ってたじゃないかっていう話にいつもなるじゃない?そういうことも含めて、自分たちのいる場所、誰がここをきれいにするのか、全部所属する団体が一生懸命考えないと、入ったはいいけどみんなやめてっちゃうよ?それで足りないって話になっちゃうじゃん。どっかここはいい職場だみたいな職場作ってくれよ。お願いだから」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。