「難民認定がたった一人だなんて。日本を世界と対等にやれるような国家にしてほしい」大竹まこと、世界難民の日に願う

「難民認定がたった一人だなんて。日本を世界と対等にやれるような国家にしてほしい」大竹まこと、世界難民の日に願う

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6月20日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)で、20日の「世界難民の日」を迎えたことを紹介。パーソナリティの大竹まことが、先進国の中でも難民受け入れが少なく、さらに難民申請を制限する改正入管法難民法を成立させた日本の現状を嘆いた。

 

番組では、紛争や迫害によって家を追われる人が世界で1億人を超えたという東京新聞の記事を取り上げた。国連の推計によれば11年から10年間、トルコで迫害されたクルド人がおよそ5万人が世界で難民認定された一方、日本ではおよそ2000人住んでいるクルド人のうち1人しか難民認定していないという。

パートナーの小島慶子は「今暮らしている社会の中で、馴染みのない存在の人たちとどうやって生きていくのかを考えるときには、いま特に困ることなく暮らしている人たちが、今困っている人を困らないように工夫をすることが大事。そうすれば安心して暮らせる人の総数が増えて暮らしやすい社会になる」。と呼びかけた上で「よそから誰かが入ってくると、今いる人が脅かされて怖い目にあうぞという、現状を維持しようとする物言いに丸め込まれてはいけない」と警鐘を鳴らした。また、フリーライターの武田砂鉄氏も「入管難民法が成立してしまったからと興味を持たなくなるのではなく、これで胸を張れるのかと政府に問いかけ続けることはできる」。と訴えた。

大竹は「日本は2000人のクルド人の方でたった一人しか難民認定されていない。メルケル首相は100万人の難民を受け入れたのに!日本は難民条約に入っているのでしょ?日本政府にもそういう風に世界と、G7に対等にやれるような国家にしてほしいよ」。と日本の現状を嘆いた。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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