「ハリー・ポッター」体験型施設、としまえん跡地にオープン
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90年以上の歴史がある「としまえん」が2020年8月31日に閉園して3年弱…
6月16日に映画「ハリー・ポッター」の制作の裏側を体験できるという施設「スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」がオープンしました。
オープニング・セレモニーには、ドラコ・マルフォイ役の俳優トム・フェルトンさんや女優の浜辺美波さんらも参加、
テープカットもはさみではなく、ハリー役の声優、小野賢章さんの合図で、杖を振って魔法でカットという演出で行われました。
小池都知事、西武ホールディングスの後藤会長、伊藤忠商事の岡藤正弘会長、練馬区の前川区長、近隣の幼稚園の子供たちも参加しました。
ドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンさんは「ここに来られて大変光栄、これだけディテイルにこだわって造られたことに感謝している。日本のファンに感謝」と話し、日本語でも「ありがとうございます」と挨拶。
小池知事は「エクスペクトパトローナム…その人が最も幸せな記憶を思い浮かべる、そのことによって邪悪な力に勝つことができる呪文。
このスタジオツアー東京が多くの皆さんの幸せな記憶につながる場となることを期待している」と述べました。
午前9時30分のオープンの時間になると、映画に出てくるホグワーツのガウンを着たり杖を持った入場者が、手を振り跳びはねながら入場し、スタッフは大きな拍手で歓迎していました。
中にはフクロウ(ヘドウィグ)の入った籠を下げて、完全にコスプレしている人もいて、皆さん映画の世界を堪能しながら盛んに写真を撮っていました。
来場者に話をきくと
「初日のチケットは1日かけても取れなくて、キャンセル待ちで取れた」「12時間かけて真夜中にやっと取れた」「2時ちょうどにネットに入ったが6万人待ちだった」
「本当に嬉しい。ワクワクしている」「昔からハリー・ポッターと一緒に育ってきた。欠かせない存在」
大阪から夜行バスで来たという親子は「今月だけで3回来る予定。大好きだから。オープンする前から何度もここに通って見ていた。待ち望んでいたので…」
「世界観が好き、キャラクターが作り込まれていて、本も映画も毎回新しい発見がある」
「小さいころからハリー・ポッターで育った。映画のセリフは全部言えるぐらい好き」
高校生や大学生の娘と母親というペアも多く見られ、みなさんワクワクが止まらない様子でしたが、夢中になれるものがあるというのは幸せなことですね。
チケットはすべて予約制、大人6300円・中高生5200円などとなっています。
大阪万博は大人7500円・中高生4200円なので、大人だけで比較すると万博よりは安い金額です。
どんな施設かは…鈴木敏夫デスクの記事をご覧ください。
‘Wizarding World’ and all related names, characters and indicia are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc. – Wizarding World publishing rights © J.K. Rowling. 「ダイアゴン横丁」
‘Wizarding World’ and all related names, characters and indicia are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc. – Wizarding World publishing rights © J.K. Rowling.「動く階段」
映画でよく登場するシーンの様々なセットで、ハリーポッターの世界に入り込んだような体験ができるということです。
都庁担当記者 伊藤佳子