「G7の中で日本だけが1周も2周も遅れている法案が通るってこと」大竹まこと、LGBT理解増進法案可決を憂慮
6月13日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)で、LGBTQなど性的少数者への理解増進を目的とする「LGBT理解増進法案」の修正案が衆議院で可決されることについて、パーソナリティの大竹まことが「これでいいの?G7の中、日本だけが1周も2周も遅れている法案が通るってことだよ」と信じられない様子で現状を危惧した。
東京新聞によると、与党による修正案では、施策に当たり「全ての国民が安心して生活できるよう留意」し、政府が必要な指針をつくることを求めており、学校での性の多様性に関する教育についても「家庭や地域住民の協力を得る」などの文言が追加されている。そして、番組では LGBTQの情報発信をする一般社団法人「fair」代表理事の松岡宗嗣さんの「多数派が安心できない場合は理解を広めないとか、地域住民が反対していると理由を付けて取り組みが阻害されてしまうのではないか。理解増進でなく、むしろ『理解抑制』法案だ」というコメントも紹介した。
フリーライターの武田砂鉄氏は「当事者ではなく、マジョリティに配慮するところに落ち着こうとしている。それで本当に良いのか。党内に居るやたらと厳しい見解を持っている人たちを納得させるための結論にもっていく道筋がどれだけ強引なのか、ここ数日明らかになっている」と驚きの声をあげた。
パートナーの小島慶子も「自民党が進めている形だとLGBT差別温存法が成立してしまう。きわめて憂慮している」。と強い言葉で批判し、大竹まことも「全くその通り。これでいいの?」と同意し、もどかしそうに疑問を呈した。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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