7回引退して7回復帰した男 大仁田厚
来年プロレスラーデビュー50周年を迎える大仁田厚65歳。6月13日の「くにまる食堂(文化放送)」では、これまで数々の死闘で1500針縫っている大仁田厚さんが7回引退して7回復帰したわけを話してくれた。
邦丸「大仁田さんは先日、腹部大動脈瘤の手術を受けましたが、その43日後に有刺鉄線ダブルバリケードマット・メガトン電流爆破デスマッチに出ました。そんな男は日本だけではなく世界を見渡してもそうそういないと思うんですけど」
大仁田「(大笑)」
邦丸「今まで7回引退して7回現役復帰してるわけですよ。要するに辞められないんでしょう?」
大仁田「辞められないんです。過渡期ってあるじゃないですか?その時にエネルギーを与えてくれるのがプロレスなんです。凄いひんしゅくは買うけど、その時は一生懸命やるわけですよ。理解してくれよっていうわけじゃないけど、リングの中に立って一生懸命戦うわけですよ。そうすると理解してくれる人間もいるけど、理解してくれない人間もいる。その格闘じゃないですか」
邦丸「あの東スポでさえ、大仁田さんが引退宣言すると“年中行事 大仁田引退”って」
大仁田「(大笑)」
邦丸「プロレスラーはリングの上に立ってナンボっていう気持ちは年々強くなってきてる?」
大仁田「やっぱ好きなんですよね、根っから。蝶野選手とかは引退はしないで療養中じゃないですか?僕もそうすれば良かったんですけど、療養中って駄目なんですよ。区切りをつけて引退って言っちゃうんですよ。でも僕7回も引退した覚えはないんですよ」
邦丸「どこ探しても必ず“7回引退”って書いてありますよ」
大仁田「(大笑)自分の中で、そういう気持ちは全然ないんですよ」
番組では、この他にも大仁田厚さんがプロレスの話や90歳になる最愛の母親の話など、たくさん話してくれました。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお楽しみ下さい。
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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