「通用しませんよ!」スシローしょう油なめ少年6700万円賠償請求に拡散の意図ないと反論

「通用しませんよ!」スシローしょう油なめ少年6700万円賠償請求に拡散の意図ないと反論

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6月9日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)は、金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、回転寿司のしょう油をなめた少年について意見を交わした。

ペナルティがあると理解させないといけない

大手回転寿司チェーン「スシロー」の岐阜市内の店舗で客の少年が卓上のしょう油差しの注ぎ口をなめる動画が拡散した問題で、スシローを運営する「あきんどスシロー」(大阪府吹田市)が岐阜県の少年に対し約6700万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴したことが8日、分かった。訴訟記録によると少年側は、なめた行為を認めて反省の態度を示す一方、請求棄却を求めて争う構えを示している。訴状によると、少年は1月3日、スシロー岐阜正木店に友人と来店。しょう油差しの注ぎ口をなめる、未使用の湯飲みをなめる、回転レーン上の寿司に指で唾液を付ける、といった少年の行動を友人が撮影した動画が同29日までにSNS上で拡散され、その後、客が大幅に減少した。親会社の株価に影響し、時価総額は同30~31日に160億円以上下落したとされる。スシロー側は岐阜の店舗だけでなく、全国に600以上ある店舗の衛生管理に疑念を生じさせ、多くの客に著しい不快感を与えたと主張。客足が遠のいたとして得られるはずだった売り上げの他、株価下落や会社の信用低下に伴う損害金の支払いを求めた。

「内藤さん、これについてどのように受け止めますか?」(寺島アナ)

「撮影してた少年はお咎めなしなんですかね?それから、損害賠償の内訳も教えてほしかったですね。というのは、例えばこれぐらいやったら、このぐらいのペナルティがあるんだよということを、この手の人たちに告知して理解させないといけないわけです。株が下がればこれぐらいになる、店が営業停止になればこれぐらいになると言うと説得力がさらに増すと思うんですよね。」(内藤氏)

少年側は、動画は友人間で共有するつもりだったため、拡散の意図はなかったと反論。回転寿司業界では他店との競争が激しく、客足の減少と迷惑行為との因果関係は不明だと主張している。

「拡散の意図がなかったらなんで投稿したんですか?パソコンやスマホが乗っ取られて流出したなら、100歩譲って分かります。だけど撮影して動画サイトに投稿してるんだから通用しませんよ。これをテキストとして、迷惑系ユーチューバーの方に、やったことの代償は大きいということを教えていくしかないですね。」(内藤氏)

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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