「体調不良」でごまかされている新型コロナウイルス感染者数の緩やかな増加
6月5日放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、パーソナリティの大竹まことと経済アナリストの森永卓郎氏が、新型コロナウイルス感染者数が緩やかな増加傾向にあるニュースに付随し、最近よく目にする「体調不良」という言葉について語った。
大竹 「体調不良の人がたくさんいると。コロナってもう近頃は体調不良っていう言葉がつかわれているような。そういう言葉で波風を抑えているような気も少しするんですけど、森永さんいかがですか」
森永 「もう明らかに出演者がコロナにかかりましたというのをテレビでもラジオでも言わなくなっているんですよ。今までは毎日のように感染者数は全国何人ですって言ってきましたよね。でも5類への移行に伴って政府がコロナを無かったことにしようというふうにしているとしか考えられない。実はコロナの感染者数の全数調査をするというのはそんなに大変なことじゃないんですよ。でも報告するなと」
大竹 「オーバーな言い方したら情報が無かったらどれだけ流行っているかわかりませんからね。それを体調不良みたいな言い方に置き換えているとすると、森永さんの言っているように無かったことにしたいというイメージが湧きますよね」
森永 「メディアはそれに乗っかっちゃいけないんだと私は思うんですけどね」
大竹 「そこなんですよね。経済はどうしても回さなくちゃいけないし、海外の方が沢山来て(観光収入で)経済を回さないといけないのは重々分かりますけれども。だからと言って体調不良ということにしてもよろしいのかなという疑問も湧きます」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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