ゲームプロデューサー時田貴司氏、スクウェアとエニックスの合併の思い出を語る!

ゲームプロデューサー時田貴司氏、スクウェアとエニックスの合併の思い出を語る!

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6月5日の「おとなりさん」(文化放送)は、スクウェア・エニックスのゲームプロデューサー、時田貴司さんが出演し、2002年11月、スクウェアとエニックスの両社が合併した日のことを語った。

文化放送・坂口愛美アナ「時田さんのプロフィールを簡単にご紹介します!1986年、スクウェアに入社。ゲーム業界歴は、35年以上!1994年に初めてディレクターを担当した、スーパーファミコンのRPG“ライブ・ア・ライブ”は、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーなどに並ぶ、名作ソフトとして、今でも多くのファンに支持されています」

平子祐希「スクウェアに勤めていた時田さんにとって、大きな出来事で言いますと、スクウェアとエニックスの合併」

時田貴司「インサイダーになってしまうので、当日まで知らせてくれなくて。明日ちょっと早く来てくれって言われて、何だろう?給料上げてくれるのかな?みたいな感じで行ったんですけど、実はエニックスと合併するんだけどって言われて」

平子「当時それを聞かされた時、どう思いました?」

時田「思考停止ですね。いわゆる巨人と阪神が合併するとか新日本プロレスと全日本プロレスが合併するとか、そういう二大巨頭が一緒になってしまうということで、最初はちょっと不安もあったりしました。ですが、これは業界の中でどう自分が生きるかみたいなことなので、ここでいろいろあったとしても中にいた方が隙間が見つかったり、仲間が見つかったりするんじゃないかなみたいな形で、覚悟が決まりましたね」

平子「発展的な?」

時田「そうですね」

平子「合併してわかったエニックスのすごさってどんなところですか?」

時田「スクエアはもう開発メンバーがメインだと思います。どちらかと言うとスタジオ的な制作会社みたいな感じですけど。エニックスの方はプロデューサー軍団で漫画の編集みたいな感じですね。そういう意味ではドラゴンクエスト以外に、本当にいろんなことをやっていて、もう本当にプロデューサーが覚悟と責任さえあればより自由なことをやってる。そんなところが、すごく新鮮でしたね」

平子「お互いに別の長所を持ち合った2社が合併したっていう」

時田「いざ合併してみると、お仕事とかお酒を飲んだりとかコミュニケーションしていく中で、息の合う人がそれぞれ制作したり、非常に良かったと思います」

「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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