高い地位に就いて世間に名前が知られたい?知られたくない?
女装パフォーマーのブルボンヌと、伝統芸能研究家の重藤暁を迎えた6月2日放送「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」。
特集コーナーでは「あなたにとっての“出世”とは?」というテーマでお届けした。
今年4月、年間購買額が約2000億円に上る株式会社リコーの生産購買本部グループリーダーとして、部署内最年少の女性が採用された。近年、様々な企業で年齢・性別・経歴に関係なく実力のある人材を昇進させる動きが活発になっている。
その一方で、昇進や出世街道を自ら望まず、プライベートを大切にし、安定した生活を重視したいという若者が増えている。そもそも自分自身にとっての“出世”とはどういうことなのか。会社の中でのキャリアアップは本当に大切なことなのだろうか。
西川あやの「そもそも“出世”は、世に出て高い地位に就いて、世間に名前が知られる身分になって成功するっていうところがあると、『別に名前知られたくありません』みたいな、『有名税とか嫌です』って思うじゃないですか。名が知られたいと思いますか?」
ブルボンヌ「聞き返してあげる(笑)。あやのは?」
西川「いや、あたし全然思わないんですよ」
ブルボンヌ「ほんとに!?そんな人がアナウンサーとかキャスターとかそれっぽい仕事に、そもそも就きたいの!?」
西川「(そういう人も)いるんです(笑)!いるんです(笑)!そこの基準は出世の語源ですよね、“世間に名が知られたいかどうか”っていうところですよ、きっと」
ブルボンヌ「じゃあ“西川あやの”っていう名前が知られなくても、たまにチャンネル合わせると『とても良いことを話してくれている素敵な番組のお姉さんがいる』みたいな、『伝えてることが素敵』というふうに評価されたい側なんだ?」
西川「どっちかっていうと“文化放送が広まる”みたいな…」
ブルボンヌ「…ちょっと何この愛社精神チラつかせてきた感じ(笑)」
西川「えっ、重藤さんはどうですか?名、知られたいですか?」
重藤暁「名、知られたい…」
ブルボンヌ「暁ちゃん、そんな香りがする(笑)。それはなんでなの?」
重藤「名が知られてたら、自己紹介する時間を一個飛び越えて『早速、あなたのお話聞かせてください』にいけるじゃないですか」
西川「そこ(笑)!?小っちゃくない(笑)!?」
重藤「そこ(笑)。大学生に対して授業しててやっぱり思う。名が知られてる先生と名が知られてない先生は、同じこと言ってても名が知られてる先生の授業のほうが学生さんはやっぱ勉強してる」
ブルボンヌ「“説得力”みたいなところね。名が知られていると、それ以外のオプションのご褒美も増えがちではあるよね。対応が良くなるとか、おぜぜが良くなるとかはくっついてきがちだよね」
さらに、ジョブ型雇用や、幸福度のピークは年収800万説などについても話した。
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜〜金曜の午後3時30分〜5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6kHz、radiko)で放送中。また、radikoのタイムフリー機能では1週間後まで聴取できます。
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