【西武】渡部健人選手インタビュー 登場曲の変更は「追いつきたいですし、追い越したい人から力をもらえたら」
6月1日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームの西武-阪神3回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの渡部健人選手にインタビューした模様を放送した。5月27日に今シーズン初めて1軍に昇格してからは、出場した5試合全てで4番に座っている。ファームでの取り組みや4番への意識、そして先日(5月31日、ベルーナドームでの西武―阪神2回戦)の登場曲変更についても伺った。
――昨日(5月31日、ベルーナドームでの西武―阪神2回戦、1回裏の第1打席にセンターへタイムリーヒットを放つ)、ナイスバッティングでした
渡部「ありがとうございます」
――先取点のチャンスでしたね、今振り返ってみてどうですか?
渡部「ランナー3塁だったので、どんな形であれランナーを返そうと思って打席の中に入りました」
――今シーズン、ファームではどのようなことを念頭に置いて取り組んでいたのでしょうか?
渡部「スイング軌道を変えて、上からボールを叩くイメージでいました。ゾーンの設定も甘いボールを設定しました。今までは広げすぎちゃって色々なボールに食らいついてしまっていて、そこが自分を苦しめていたところだったので、そこをファームでしっかりやってきました」
――自身の手ごたえはどう感じてらっしゃいますか?
渡部「まだまだミスショットも多いですし、自分が狙った球を振りに行ってのファールも多いので、そこの精度をしっかり上げていきたいなと思ってます」
――2軍から上がってきて即4番という起用でした。1軍で4番を打つ意識というのはどうでしょうか?
渡部「4番というのはチームの顔ですし、しっかりと打席の中で振らないといけないとは思うんですけど、1軍だからといって変えることなく、ファームでやってきたことをそのまま出せたら良いなと思っているので、それを少しずつやっています」
――昨日の第1打席(中村剛也選手の登場曲、HOME MADE 家族の『ムカイカゼ』で打席に入った)、ファンの皆さんが驚いたと思います。どういった経緯があったのでしょうか?
渡部「練習終わりくらいにロッカーで、『登場曲、中村(剛也)さんのしてみたら?』と言われて、してみようと。力を頂きたいなと思って、一応連絡もして『良いよ』と言われたので、使わせていただきました」
――登場曲を使いなよと提案したのはどなたなんでしょうか?
渡部「若林(楽人)とかが言ってましたね」
――そのようなノリで決まったんですね?
渡部「そうですね……(笑)ノリで使ってはいけないとは思うんですけど、中村(剛也)さんという自分の中でも追いつきたいですし、追い越したい人から力をもらえたらなと思って、使わせていただきましたね」
――中村(剛也)選手からはどういった返事が返ってきたのですか?
渡部「『中村(剛也)さんが帰ってくるまで使わせていただいてもよろしいですか?』と連絡したら、『良いよ』と言われたので、中村さんが帰ってくるまでは使おうかなと思います」
――交流戦に入って巡ってきたチャンス、どのように掴むかも含めてファンの皆様にメッセージを頂けますか?
渡部「本当にこれほどない良いチャンスは二度とないと思うので、こういったチャンスをしっかりものにして、自分も中村(剛也)さんのように一打でチームの勝利に貢献できるようにこれからも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」
※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー
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