大竹まこと「精査して欲しいですよね」入管法改正について語る
5月29日放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、パーソナリティの大竹まことと経済アナリストの森永卓郎氏が、参院で審議中の入管難民法改正案について意見を交わした。
森永 「今、日本は外国人労働者はどんどん入れていこうと言ってるわけなんですよ。けれど難民の方はよほど条件が揃っていないと追い返すというスタンスなんですね。だから労働力として即役に立つ奴は使うけど、基本的にやはり外国人に対する人権意識というのがないんだと思うんですよね」
大竹 「労働力としか見ていない、人間として見ていないという感じだよね」
森永 「みんな不幸な事情を抱えて日本に来ているわけじゃないですか。だからそこを寄り添ってあげるというか、ちゃんと話を聞いてあげるというのは国際貢献の1番の表れになるんじゃないかなと思うんですけどね」
大竹 「参議院通ると法律としてできちゃうわけですよね。このままちゃんと人権を元に考えていない法律ができてしまうということになりますよね」
森永 「途中で追い返しちゃうと、母国で殺されちゃうかもしれない人も出てくるわけです。それで良いのかなとは思いますね」
大竹 「問題がもう一つあって、反対する方でも意見が割れていたりするんだよね。法律を通してはダメだという方とこれでも少しは前進しているんだから認めておいてその場命は助けられるようにという方と。反対する人たちの間も分断されるよう伝え聞いてるんですけれどその辺りはどうですか?」
森永 「急いで法律通す必要が無いわけです。もうちょっとそうした中身についても実行性がどれだけあって、どういう変化が難民の方たちに与えられるのかっていうのをもっと丁寧に(考えるべき)」
大竹 「何が人権にちゃんと則っているのかと言うのを法律を作るときに精査して欲しいですよね」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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