検温カメラ中古品から顔画像が漏えい。大竹「顔画像全部消しても全部消しても、どっかに残るんじゃない??」
5月24日の大竹まことゴールデンラジオは、読売新聞の「検温カメラに顔画像、転売品に900点保存の例も…購入者「出品者は気づいていないのでは」」というニュースを取り上げ、大竹がコメントした。
読売新聞によると、「新型コロナウイルス対策で検温に使われたサーマルカメラから顔画像が漏えいしている。ネット上のフリーマーケットで転売された中古品では、1台で1000点近い画像が見つかった事例もある。個人データを消去しないままの転売や廃棄は個人情報保護法に抵触する恐れがあり、サーマルカメラの業界団体は「個人情報をきちんと消去してほしい」と注意を呼びかけている」という。
検温に使われたサーマルカメラ以外にも、過去には小学校等で使われていた防犯カメラの映像がネットオークションに出品され流出したという事故もあった。
個人情報保護法は、令和4年4月1日から、個人データの漏えい等が発生し、個人の権利利益を害するおそれがあるときは、個人情報保護委員会への報告及び本人への通知が必要となっており、1,000人を超える漏えい等が発生した事態の場合は、報告の必要がある。
このニュースを受けて、大竹らは次のようにコメントした。
砂山アナ「ここにあるのはそんな画像がそこに残っているのを知らずに、売ってしまったってこと」
鈴木アナ「顔だけを転売してその顔写真は何に使われるんですか?」
砂山アナ「別にこれ、顔が写真は別にまだ転売とかそういうところまでは行ってないんですけど、カメラだけをシンプルに他の人に売ったら次のそのカメラを買った人はあれ前の人のなんか顔画像がいっぱい残ってるんだけど、これはどういうこと?っていう段階ですね」
大竹「たとえば普通のお店でコロナ用に使っていたけど、使わなくなったんで売っちゃいましたみたいなことなら、そこまで心配はないかなと思うけど、これが国の関係する省庁だったり、病院だったり、出入りしてる人たちの顔が残っちゃうことになるだろ」
砂山アナ「本当悪用しようとすると、ここで使ってたカメラなんだっていうのをわかって、わざと入手しようとするみたいなそういう悪い事例もひょっとしたらあるかもしれませんし、売っていた側(販売業者)も、当時は、こういうふうに使わなくなって転売することはあまり想定されてなくて、消す機能がついてなかったりということもあるようです」
大竹「もっと言えば全部消しても、こういうのって全部消えるの?どっかに残るんじゃない?」
砂山アナ「ハードディスクから消しても復元できるものもあります」
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