子育て支援財源は医療介護費から?「子育て世代VS高齢者の構造がハッキリしちゃう」大竹まことが憂う
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5月23日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)で、子育て支援の財源として政府が医療・介護など社会保障分野の歳出削減を検討している朝日新聞の記事を紹介し、パーソナリティの大竹まことが「ただでさえ高齢者と若い人の分断が進んでいるのに、子育て世代VS高齢者の構造がもっとはっきりしちゃう」と心配の声を挙げた。
フリーライターの武田砂鉄氏も「少子化対策というのはお金をいくらもらったら生みます、という単純なものではなく、トータルで見た暮らしやすい社会設定が大事。限られたお金をどこに費やすか、ということだと、誰かは優遇され亡くなり、『あの人たちのせいでこうなってる』というバトルの構図をいつも作ってしまっている」と抜本的な少子化対策を求めた。
大竹も「前から分かり切っていた話だよね。どこかにしわ寄せがくるやり方自体が変わってないんだよ」。と同意。パートナーの小島慶子も「高齢者でも子育て世代でも、所得に幅がある。どの世代にも自分で賄える経済力のある人や、本当に生活が苦しくて助けが欲しい人がいる。すべて高齢者、子育て世代と分けるのは乱暴ですよね」と丁寧な財源設定の必要性を訴えた。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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