「無視できないほど問題が大きくなったのでは?」ジャニーズ性加害問題で東山紀之さんが謝罪
5月22日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、月曜コメンテーターで経済評論家の上念司さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、故ジャニー喜多川前社長による性加害問題について意見を交わした。
そもそも事務所として存続できるんでしょうか
タレントの東山紀之さんが昨日、メインキャスターを務めるテレビ番組で故ジャニー喜多川前社長による性加害問題について言及した。東山さんは先週、事務所から公式見解が出されたことに触れ「この件に関しましては、最年長である私が口を開くべきだと思い後輩たちには極力待ってもらいました。彼らの心遣いに感謝します」と説明した。元ジャニーズ ジュニアの男性たちの訴えについて、「今回の、喜多川氏に対する元ジュニアたちの勇気ある告白は真摯に受け止めねばなりません。実際に被害を訴えられていることは、本当に切実で、残念でなりません。未成年に与えた心の傷、人生の影響は計り知れません」と述べた。事務所から再発防止策も出されたが「我々はどのような未来を迎えるべきなのか、現在在籍しているタレントはどうすべきなのか、告発されたみなさんにどう対処するべきなのか、そもそもジャニーズという名前を存続させるべきなのかを含め、外部の方とともに全てを新しくし、透明性を持ってこの問題に取り組んでいかなければならないと思っています」と語った。
「今回、現役のテレビタレントとして初めてテレビでジャニー氏の性加害問題に言及したということなんですが、上念さんはどう受け止めますか?」(寺島アナ)
「無視できないくらいまで問題が大きくなっているということではないですかね。この件に先立って、ニュース番組で櫻井翔さんがコメントを避けたと言われていますが、東山さんが待ってくれと言ったから何も言わなかったというフォローにもなってるのかなと思います。また、「ジャニー喜多川」という人が性加害を報道されたわけですから「ジャニーズ」という名前でやり続けるのはどうかという論点については、確かにその通りだなと思うんですが、そもそも事務所として存続できるのかという問題も秘めているかなと思いますね。」(上念氏)
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