「自己理解」って何?心理カウンセラー中元日芽香が解説!中元「その時々の自分を捉えていけるようになったらいいですね」

「自己理解」って何?心理カウンセラー中元日芽香が解説!中元「その時々の自分を捉えていけるようになったらいいですね」

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『中元日芽香の「な」』が、5月22日(月)午前7時に更新され、「中元のつぼ」のコーナーで「自己理解」について取り上げ、そもそも自己理解とは何か?や自己理解を深めること、について話した。

自己理解とは、「いくつかの手段により自分の気質・性格・ある種のタイプ・価値観・考え方・態度や行動などを深く知り、それを自分自身が納得して受け止めている状態のこと」を指す。この自己理解について、中元は次のように話す。

中元「まず自分のことを知る機会って結構たくさんあります。自分の主観から自分はこういう人間であるとか、こういう状況が苦手である得意であるなど、なんかこういったさまざまな経験を重ねる中で、自分の輪郭が少しずつはっきりしてくるような気がします。次に、他者から自分に対する評価を受けて検討することで自分が見えてきます。最後にいわゆる心理検査や職業適性検査など、客観的にデータで傾向を知るのも自分を知る方法の一つです。心理テストとか、○○診断とか、結果の当たり外れはいったん置いておいて、そういったものも自分を知る一つのきっかけになるような気はします」

では、自己理解を深めるためには、どんな方法があるのか。

中元「自己理解を深めるということは、「パーソナリティを理解した上で客観視することで自分を確立させること」だと言えます。2段階ありました。1段階目、「パーソナリティを理解する」というのは自分がどういう人間であるか。このヒントは今まで生きてきた中にあるはずです。好き嫌い、得手不得手、快か不快か、どういう言葉を言われるとうれしいか悲しいかとか。もちろん時間の経過と共に価値観とか大切なものも変わっていくでしょうから、今の自分を捉えられたら十分だし、時々アップデートをする必要があるものだとも思います。私だったら27歳の自分について理解しようとする。さらに、今まで他者からどのように評価されてきたか、どんな言葉で褒められたか。私は仲のいい友人に日芽香は目が死んでるよねと言われたことがありますけれど(笑)。そんなこと言われたなぁとかね。そういうことを思い出す作業。もちろん自己評価は自分の価値観だし、他者評価はそれぞれの人の価値観によってされるものなので、絶対評価では語れないですが、パーソナリティに関しては、それでもいいと思います。1つ1つの仮説に対して、そうかもなぁとか、それは違うのでは?と考える過程で、自己理解が深まっていくものだと思います。さらにこの心の動きの変化とか自分を第三者的な視点から見る力、これも客観視です」

中元も自分自身の理解を深めるためにとあることに挑戦したことがあるという。

中元「私は、ある時自己理解を深めたいというか、自分ってどういう人間なんだろうと思った時にWeb上で、100の質問を検索して答えるということをやってみたことがあります。好きな色は何ですか?とか欲しいもんなんですか?今までで1番嬉しかったことなんですか?みたいな。そういうのが自己理解につながるかわかりませんけれど、いろいろな方法がありますがバランスよく取り入れながら、自分はこう思っているとか、人からこういうふうに見られているっていうのを探っていきましょう。自己理解にゴールはないらしいですよ。ゴールというか、変わっていきますしね。10歳の自分と20歳の自分と30歳の自分は全然違うと思いますし。なので、その時々の自分を捉えていけるようになったらいいですね。」

『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
「過去の配信分もこちらから聴けます」

 

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中元日芽香の「な」

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この番組は、心理カウンセラーである中元日芽香が、リスナーの皆さんの日頃の悩みをお聞きしながら、その悩みに寄り添って「会話」をしていくPodcastプログラムで…

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