収容中に亡くなったスリランカ女性を「詐病」扱い……大竹まこと「乱暴な発言」
5月18日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、名古屋出入国在留管理局で亡くなったウィシュマさん巡る「詐病」発言について取り上げた。
2021年3月、名古屋出入国在留管理局に収容中だったスリランカ人女性 ウィシュマ・サンダマリさんが亡くなった。
この件を巡り「日本維新の会」梅村みずほ参議院議員が、ウィシュマさんが支援者の助言で病気を装ったかのような発言をしたとして、遺族や弁護団から抗議の声が上がっている。
ウィシュマさんの妹・ポールニマさんは、「姉の尊厳を死の後までけがさないでください」と訴えており――
大竹まこと「これ(砂山)圭太郎くんが、ちょっと詳しく調べてくれたんだよね」
砂山アナ「いわゆる”詐病”について書かれた医師の診断書……というか、コメントがあるんですけど。それが書かれたのは亡くなる2日前なんですよね。しかも精神科医の方が診断したもの。かなり衰弱した状態で、精神科医に診察させるというのが、今回の大きな問題があるんではないかと思います」
大竹「その文言を中心に、梅村議員は発言したってことだよね。それはー……精神科医もそりゃお医者さんだけど、やっぱりちゃんと内科とか専門の人がちゃんと看るべきでは……。死の2日前って言ったら、相当衰弱してるでしょう……普通の人が見たって分かるくらいに。それを精神科医が『詐病』って判断してるってことだよね……?」
砂山アナ「梅村議員の言葉を使うなら、『詐病の可能性を指摘される状況につながった恐れも否定できない』と」
この件について大竹は「梅村議員の意見は、俺も乱暴なものだと思う」と強くコメントしていた。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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