NHK紅白名物!ド派手衣装の舞台裏「いろんな機械のチェックもあるのでリハは最後に回されます」ゲスト水森かおりさん
前回のNHK紅白歌合戦で20回連続出演となった演歌歌手の水森かおりさんが5月15日の『くにまる食堂』にご来店。ド派手衣装の歴史を受け継ぎ、毎年驚きの仕掛けを披露する水森さんに紅白の裏側を伺った。
――水森かおりさんの「鳥取砂丘」が流れる――
邦丸「お聞きいただいている「鳥取砂丘」はどんな曲なんですか?」
水森「紅白歌合戦に初めて出場したときに歌わせていただいた曲で、これで水森かおりを知ってくださったという方も多くて、デビュー曲だと思っている方も結構いらっしゃるようですね。」
邦丸「デビューして最初の大きなヒットが「鳥取砂丘」、ということになるんですかね。」
水森「そうですね。デビューして8年目かそのぐらいでした。」
邦丸「それから、紅白歌合戦は途切れることなく出場されていますが、大変でしょう、衣装代。(笑)毎年見てますけど、いくらかかるんだろうか、想像できないです。」
水森「私もはっきりした値段は聞いたことないですね。2012年から、巨大ドレスとか、イリュージョンとか、宙吊りとか、いろんな演出を考えて下さるのはNHKさんなんですよ。」
邦丸「あっそうなんだ。おそらく「水森プロジェクト」があるんでしょ?」
水森「えぇっ、そんな?」
邦丸「絶対ありますよ。俺の勝手な推測ですけど、だいたい9月ぐらいから「水森プロジェクト」がスタートして、まずはラフな案をみんなで出して、「また吊るのか?」「またイリュージョンか?」「それはないだろう」って。去年はこうだ、おととしはこうだって、毎年やるわけですよ。」
水森「でもNHKの方に、「何やらすか、ネタが…」って言われました。(笑)巨大ドレスも何度もできないでしょうからね。」
邦丸「かと言って、水森かおりサイドから「今年はこういうのどう?」とも言わない?」
水森「そうですね。言っていただいたものを、やらせていただく形なので。」
邦丸「吊るしたまま客席の最後尾まで行って帰ってくるってのはどうですか?お客さんは宙を舞う水森かおりを下から眺める。」
水森「でも2015年に、鳳凰に乗ってステージの前に出るっていうのをやってるんですよ。」
邦丸「もう一番リハーサルに時間かかるんじゃないの?」
水森「いや、そんなこともないですけど、チェックしなきゃいけない項目が多いじゃないですか。私の音と機械が動くかどうかとか、いろんなものがあるので、一番最後に回されることが多いんですよ。やっぱりみんな時間が押してくるのでリハーサルは10時半からとかですね。」
邦丸「えぇっ?」
水森「巨大ドレスとか付けて、4メートルぐらいの高いところで立ったまま待つとか、毎年そんな感じです。でも、それがまた楽しいんですよ。こんな貴重な経験ないなと思って、毎年ここにいられることが幸せだなと思いながら挑ませていただいてます。」
“ご当地ソングの女王”とも呼ばれる水森かおりさんですが、実はまだ2つの県の歌は歌ったことがないそうです。一体どこなのか?radikoのタイムフリー機能でご確認下さい。
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。